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【実機購入】TONEm17の評価・レビュー・スペック~VERYが推奨~

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子ども向けやシニア向け市場で評価の高い、ツタヤと共同展開するTONEが、2017年8月1日に新機種(m17)を発売しました。この記事では、実際にTONEm17を購入し、評価・レビュー・スペックを掲載します。

※TONEは、全国子ども会連合会、関東九都県市の推奨を得ました。また、母親向けの女性誌VERYも推奨。

評価とレビュー① 外観と耐久性:ツタヤTONEm17

ツタヤと共同展開するTONEが、2017年8月1日に発売した新機種m17を実際に購入してみました。ジャストサイズの箱に納められ、無駄がありません。箱は、置くだけサポートと呼ばれる、自動チェックのシステムを装備しているので、捨てずに保存します。

右が新機種のm17、左は旧機種のm15です。前面のデザインは似ていますが、ワンサイズ小さくなり、上下の溝がなくなり、すっきりしました。

サイズの変化はわずかですが、片手で操作しにくいという欠点が解消され、すっと手になじむようになりました。持った時の手への負担感と、(右利きの場合の)画面左上の操作感は、驚くほど改善しました。

TONEは、色の展開によるコストの増加を抑えることで、ネット接続無制限(中速)を実現しているため、色はホワイトのみ。

TONEm17では、以前の機種に比べ、薄っすらと墨をひいたような、落ち着いたホワイトになりました。今回も樹脂製ですが、安っぽかった手触りが大幅に改善。台湾製から富士通の製造に変更した効果でしょう。また、以前のこんもりとした邪魔な厚みが解消。平らなすっきりとしたデザインになりましした。厚みは、8.6mm→8.0mmの変化ですが、1目見て分かるほど薄くなっています。

m17のデザイン上の大きな変化は、金属色のフレームがついたこと。m15にあった、間延びした安っぽさが一挙に改善されました。

m17からは、防水機能が備えられ、洗顔やシャワーの水滴はもちろん、万一プールやお風呂に落としてしまっても、機能は維持されるようになり、より子どもに与えやすくなりました(常温、水深1.5mなら、30分後でも機能が維持されます)。もちろん、シニアや大人も安心して使用できます。また、軍事規格の耐久性が備えられ、落下や夏の公園やプールサイドなどの過酷な条件にも耐える設計です。

米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の23項目、落下、衝撃、浸漬、粉塵(6時間風速有り)、粉塵(72時間)、塩水噴霧、湿度、太陽光照射(連続)、 太陽光照射(湿度変化)、振動、風雨、雨滴、高温動作(60℃固定)、高温動作(32℃~49℃変化)、高温保管(70℃固定)、高温保管(30℃~60℃変化)、低温動作(-20℃固定)、熱衝撃、低温保管(-30℃固定)、低圧保管、低圧動作、氷結(-10℃氷結)、氷結(-10℃結露)、に準拠した試験を実施。

こども部屋に置いたイメージです。

評価とレビュー② 子ども・シニア向け管理機能:ツタヤTONEm17

ツタヤ・TONEの新機種m17では、前の機種の特徴である、きめ細かな管理機能は、全て維持されています。

子どもやシニアの居場所把握機能です。ネット上ではTONEのGPSの性能が低いという記述がありますが、試用せず想像で書かれた内容に過ぎません。上の地図のように、品川駅(東京都)で在来線から新幹線に乗り換えたことまでわかる精度です。

前機種と変わらず、アプリごとに管理が可能です。ポケモンGOのように、遊びすぎが気になるアプリは、合計時間での管理がおすすめです。

YouTube(動画)のように、親元で見せたいものは、使用時間帯での管理がおすすめです。

このように、アプリ(ゲーム、LINEなど)ごとに管理ができるのは、現行機種ではTONEモバイルの機種とauのミライエだけです。

  • TONE m17 … アプリごとに、導入の可否だけでなく、使用時間も管理可能。
  • au ミライエf … アプリごとに、導入の可否を管理可能。

評価とレビュー③ 月額料金と費用:ツタヤTONEm17

ツタヤTONEの新機種m17では、前機種と月額料金はほぼ同等。月の費用は、1600円。機種代24分割は1242円です。合算した月額費用は、2842円と安く、翌年以降も上がりません。この料金で、050開始のIP電話の1階10分以内かけ放題(音質は問題なし)と、ネット中速無制限(動画以外閲覧無制限)がつきます。

  • 10分以内かけ放題オプション500円は、LINE通話で代用できますが、学校・塾・親類宅・病院など、LINE電話が使用できない相手も多く、加入が無難です。
  • 090の番号も必要な場合、935円を加算します。付属の050番号の音質は決して悪くないため、090番号は不要と考えます。
  • 安心オプション(500円)は、3年間で1万8千円の負担。端末が、防水・耐久化したことと合わせると、加入の必要性は薄くなっています。

サイト:お子様向けの安心機能満載 TSUTAYAのスマホ 【TONE】



TONE m17の評価とレビュー④ 前機種m15の問題点は解消されたか?

前機種のツタヤTONE・m15には、デメリットがいくつかありました。そのデメリットが解消されたのか、見てゆきます。

(旧機種の欠点)写真が重いサイトの読み込みが遅かった

TONEモバイルは、月額費用が1600円にも関わらず、ネット接続無制限という点が大きなメリットです。追加費用の支払いや、月末にパケット量の残りが気になり、必要なサービスが使えなくなる心配がありません。しかし、旅行サイトなど、画像の重いサイトで、画像の読み込みが大幅に遅れるという問題がありました。

  • m15では、600kbpsという数値で表される速度が「上限」として設定されていた。
  • m17では、「平均」で600kbpsを出せるように、試みられている。

実際にTONE m17を使用してみたところ、これまでには読み込みに1分程度かかった、旅行関係などの画像が重いサイトの読み込み速度が著しく改善していました。

動画の閲覧は厳しいですが、1GBあたり300円の高速チケットを購入するだけ。大手キャリアでは1GBの追加が1000円かかりますので、費用は格安です。子どもに持たせる場合には、高速チケットをおこづかいからと決めるのがベストです。

(旧機種の欠点)文字打ちのレスポンスが悪く、使いにくかった点

TONEの旧機種、m15(左側)の最大の欠点が、文字入力のしにくさでした。前面のレスポンスが悪く、打ちたい文字に決定する前に、文字が確定してしまう傾向がありました。また、「ー」の伸ばし音が、通常の打ち込みでは出てこない欠点もありました。

一方、新製品のm17は、文字入力のしづらさが一挙に改善。iPhoneと比較しても、全く差はありません。

さらにTONEm17では、手書き入力を標準装備。手書き入力は、かな入力の画面でそのままできますので、気分によってすぐに使い分けられます。

  • 子どもにスマホを持たせる場合、予測変換で漢字が覚えられないという欠点がありました。漢字を含めた手書き入力は、教育面からは、優れた機能になります。
  • 大人の場合は、ひらがなやカタカナで手書き入力すると、手早く検索できます。
  • 根強いファンがいる、フリック入力にも対応しています。

(旧機種の欠点)デザインがやぼったく、高級感がない

TONEの前機種m15は、細部のデザインや質感で、やや野暮ったい面があったのも事実です。新機種TONEm17(=写真)では、墨を引いたような感じの良い白を、金属色のフレームで引き締めるもので、無駄な厚みも解消され、質感も改善しました。

スマホは、デザインを気に入るかという点が満足度につながりますので、大きな改善だといえます。

そのほか、細かい点では、以下が改善しました。

  • 充電時に裏ぶたが外れやすい点が、改善された。
  • サイズが大きすぎ、持つと手に力が入る点が、解消された。
  • サイズが大きすぎ、(右利きの場合)親指が左上のボタンに届かない点が、改善された。

m17で子ども・シニアの見守り機能は、独走態勢へ

写真右:TONEの新機種m17

初めて子ども向けスマホを出したdocomoが、長らく新機種を出さないように、スマホメーカーは、子ども向けの制限機能には消極的です。唯一、docomoとの差を出すことにこだわりがある、auのミライエシリーズだけが、TONEと対抗してきました。

ミライエf(エフ) TONE m17
ゲームの利用と管理 ゲーム1つ1つの使用許可を親が決定できる。 ゲーム1つ1つの使用許可を親が決定できる。
LINEの利用と管理 利用の可否については、親が決定できる。 利用の可否と、利用可能時間帯・総利用時間を親が設定できる。
音声通話 1回5分以内かけ放題 1回10分以内かけ放題(月500円)
現在地把握 保護者のスマホから可能(有料) 保護者のスマホ・PCから可能(ファミリーオプション200円に含む)。
防犯ブザー あり。ブザー利用時に、自動でカメラを起動し、写真と位置を保護者にメール。 なし
インターネットへのアクセス制限 有害サイトのブロック機能(無料) 有害サイトのブロック機能。全国の公教育と同じ「ALSI」のシステムを利用(100円/月)。
歩きスマホ対策 警告画面が出て、一時的に操作できない。 警告画面が出て、一時的に操作できない。親のメールにも通報。
利用可能時間帯・総利用時間管理 利用可能時間帯・総利用時間管理を設定可能。 利用可能時間帯・総利用時間管理を、アプリごとに設定可能。
その他 人を傷つける言葉を入力すると警告が出る。防犯ブザーは、セコムへの連絡も可能(有料)。 スマホが壊されない限り、現在の居場所だけでなく、当日の行動経路も確認可能。

TONEm17とミライエfの子ども向けの管理機能は、一長一短ですが、利用可能時間帯・総利用時間管理を、アプリごとに設定可能という点で、TONEがやや優勢です。

このように、アプリ(ゲーム、動画、まんが、LINEなど)ごとに、使用時間帯または使用合計時間を設定できるのは、全機種のなかでTONEだけです。これらの機能は、全て前の製品のm15からの引き継ぎですが、新たに追加される機能があります。

追加機能1 ジオフェンスに「ジオロック(使用禁止)」機能

ジオフェンス機能とは、子ども学校、塾、公園など、セットした場所を出入りした際に、保護者のスマホ(TONEでなくでもOK)に知らせてくれる機能です。公園を勝手に出てしまった、塾へ行っていないなどのトラブルがすぐに分かる大変便利な機能でしたが、m17ではさらに改善しました。

ジオロック機能は、例えば学校・塾など、設定した場所に入った場合に、スマホの利用を禁止にできる機能です。少なくとも塾では勉強に専念してほしいというのが親の願いですので、そこに配慮した機能です。

追加機能2 親子スマホの約束機能(女性誌VERYのアドバイス)

ツタヤTONEの新製品m17では、購入時に親子で紙に約束を書き、TONEで撮影して取り込むと、即座に機能に反映される興味深い新機能が付加されました。

例えばLINEは16時から19時までと親子で決めた場合、スライドに投影されている「親子の約束」用紙に書き込みます(子どもに書かせると良いでしょう)。それを撮影して取り込むだけで、自動的にLINEの使用時間が決まるという、斬新な機能です。

追加機能3 AIによる子どもの行動のサマリー(まとめ)機能

新製品m17では、子どもがその日どこへ行き、どのようなジャンルのサイトをどのくらい閲覧したかなどを、1日の終りにまとめてくれる機能がつきました。一読するだけで、公園でしっかりと運動しているか、塾には早めに行き予習をしているかなどが分かります。

追加機能4 お知らせシールによる即時連絡機能

TONEスマホは、旧機種のm15でも、親子によるエアノック機能があり、例えば家についたよは3回など、サインを決めておくことは可能でした。しかし、エアノックを起動して、ノックしての手順は、毎日となると面倒で、うまく行かなかった家庭もありそうです。

今回のm17では、お知らせシールによる即時連絡機能が付きます(9月から作動)。付属のシールを、例えばこども部屋の机の横などに貼っておき、子どもがTONEをそこに触れるだけで、仕事中のお母様に「ただいま」の連絡が行く機能です。

TONEm17の申し込みについて

TONEm17は一部のツタヤでも店頭購入できますが、申込書記入に時間がかるだけでなく、良い電話番号をじっくりと選べないという欠点があります(店員を待たせ、後に並ぶ人がいる場合も)。最短2日で届くネット申込が便利です。

オプションについて

オプション機能は、SMSオプション(100円)とIP電話かけ放題オプション(500円)の2つがおすすめです。低学年の子どもなど、スマホをひんぱんに落としそうな場合は、安心オプションを検討します。

  • IP電話かけ放題オプション(500円)… 10分以内のかけ放題。近年は、音声通話の使用が減り、無料のLINE電話も普及しています。しかし、学校・塾・親類宅・病院など、LINE電話が使用できない相手も多く、加入が無難です。TONEモバイルの電話代は、他社よりは安く1分あたり21円です。24分使用するだけで500円を超えますので、かけ放題加入が安心です。
  • SMSオプション(100円)… 必ず加入してください。LINEの申し込みに必要です(Facebookで良いという情報がありますが、規約変更が多いため、SMSが無難です)。
  • 090音声オプション・SMS付き(953円)… 無料で付属の050電話で、問題がありません。非加入をおすすめします。
  • 留守番電話サービス(350円)… 特に必要はありません。
  • キャッチホンサービス(250円)… 特に必要はありません。
  • 国際ローミングサービス(0円)… 無料のため加入しておきます。
  • 現在お使いの携帯番号を引き継ぐ(0円)
  • 安心オプション(500円)… m17では、防水・耐久機能が強化されました。月500円でも、3年で18000円になり、機種代の半分となります。保険加入でも交換に5000円かかることを考え、持つ人の年齢によって判断します(原則、非加入推奨)。
  • Wi-Fiオプション(362円)… TONEはネット通信無料が売りの機種です。当然非加入です。
  • ウイルスチェックオプション(300円)… 筆者は、m15、m17とも非加入ですが、必要性を感じません。
  • TONEファミリーオプション/あんしんインターネットオプション… 購入後、必要な場合は加入します(月額200円)。子ども、シニアが利用の場合は、ぜひ加入してください。アプリの利用管理や居場所把握が可能で、安心感が桁違いになります。
TONEの公式サイト

 

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TONEm17スペックの詳細

  • 名称:TONE m17
  • 寸法:高さ:144mm 幅:71mm 厚さ:8mm 重さ:約148g
  • ディスプレイ:720×1280ピクセル 5インチHD
  • カメラ:背面1,310万画素、前面500万画素、1,080p動画撮影対応
  • システムOS:Android™ 7.1.1、Google Play™搭載
  • CPU:MSM8916(64bit 1.2GHz クアッドコア)
  • メモリ・ROM 16GB、RAM 2GB
  • 外部記憶領域 microSDカード(最大256GB)
  • 電源とバッテリー:USB充電 バッテリー2580mAh
  • SIMカード:Nano SIM
  • 携帯電話ワイヤレス通信方式:GSM 850/900/1800/1900、W-CDMA(3G) 1/5/6/8/19、LTE 1/3/8/19/26、Wi-Fi(a/b/g/n)、Wi-Fiダイレクト、Wi-Fiディスプレイ、Wi-Fiテザリング、Bluetooth4.1
  • 位置情報:GPS(A-GPS)およびネットワーク



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