子ども向けスマホ

【スマホは必要?】子供と小学生のための安くて安心なスマホランキング

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子ども(小学生)にスマホを与えるべきでしょうか?

この記事では、ほかの家庭がいつから与えているのか、デメリットは何かを明らかにした上で、制限機能が厳しいスマホを、安い順に並べました。子どものスマホについて、簡単に必要な全てが理解でき、お子さんの学力や安全を守ることができます。

中学生のスマホ選びは、【中学生にスマホは必要?】利用制限の厳しいおすすめ機種をランキング化をご覧ください。
高校生のスマホ選びは、【高校生にスマホは必要?】利用制限の厳しいおすすめ機種ランキングをご覧ください。

筆者:小中学生の指導歴10年近くの教育関係者。スマホ販売業者ではありません。子どもの学力や将来を重視した、スマホ選びを提唱しています。

【結論】子供と小学生のスマホ 安い順ランキング

子供と小学生のスマホ 安い順ランキングの結論です。

この記事では、①いつからスマホを持たせるのか、②デメリット、③必要な制限機能について検討してから、ランキングを説明します。購入を決めている場合は、詳細なランキングに進んでください。

子ども・小学生用スマホランキングの概要

順位 メーカー 制限機能 月額(機種代24分割含む)
1位 TONEスマホm17 月額2742円
2位 ワイモバイル 月額4082円
3位 イオンスマホ 月額4391円
4位 auのミライエf(フォルテ) 月額4604円
5位 ドコモのらくらくスマートフォンMe【親子シェア】 月額4644円
6位 ソフトバンクのシンプルスマホ4【家族割】 月額8960円

子供のスマホはいつから?

小学生のスマホ所持率は?

子どもには、いつ頃からスマホを与えれば良いのでしょうか? 2018年の東京都青少年・治安対策本部の調査では、小学生のスマホ所有率は41.8%でした。

! 60.2%という数値が出回っていますが、これは業界関連団体によるアンケート(高い数値が出る質問形式)のため参考になりません。

スマホを初めて与えた学年は?

学年ごとの保有率のデータはありませんが、スマホを初めて与えた学年は上のようになります(東京都青少年・治安対策本部の調査

この結果から、都市圏では、小学校低学年(1~3年生)のスマホ所持率は3割程度。高学年(4~6年)のスマホ所持率は6割程度と推測されます!

  • 小学校低学年 … スマホを持っている友だちは少なく、なくても仲間はずれの心配はない。親が、居場所把握やLINEによる連絡に必要だと思えば与える。
  • 小学校高学年 … 都市圏では、仲間はずれにならないために買い与える必要性が出てくる場合も。塾や習いごとを始めた場合、連絡や居場所把握から必要性が高い。

子どもがスマホを持つデメリット

東京都青少年・治安対策本部のアンケートによると、子どもがスマホを持つデメリット(悪影響)は、次のようになります。

デメリット 答えた割合
悪影響は特にない 48.80%
睡眠不足 19.90%
視力が落ちた 18.70%
勉強に対する姿勢(集中力)の悪化 15.30%
外遊びや家族との時間が減った 12.70%
姿勢が悪くなった 12.30%
成績が下がった 10.70%
肩こりや頭痛等を訴える 4.10%

さまざまな悪影響が挙げられるなか、悪影響はないと答えた保護者が約半数にのぼったのはなぜでしょうか?

小学生のスマホの平均利用時間は68.3分です(2018年内閣府の調査)。そして、睡眠不足、視力が落ちたなど、悪影響の全てが、利用時間過多によるものです。

なぜ半数の保護者が、悪影響なしと答えたのか?

なぜ半数の保護者が、悪影響なしと答えたのでしょうか?

しっかりした保護者は、スマホの利用時間を30分程度に制限しているからです。これなら、睡眠不足、視力や集中力が落ちた、外遊びの減少など、スマホの悪影響はほとんどありません。

※なお、視力低下については科学的な根拠はなく、本やテレビを含め、至近距離を長く見続けないことがカギです。また、姿勢や肩こりについては、若年齢化が進んでおり、未成年の段階から、カラダファクトリーのような整体を利用する家庭も出てきています。

スマホのルール(約束)は必要?

すぐ上で説明したように、スマホのデメリットの大半は使い過ぎによるものです。そのため、スマホを与える前に、使用時間などのルール(約束)を決めておくことも必要です。

たしかに現在のスマホは、使用時間などを自動的に制限できる機種も増えてきました。しかし、事前にルール(約束)を決めずに与えた場合、子どもは抜け道を考えてしまいがちです。

納得ずくの方が、しっかりとルールを守れると言えます。

有名なスマホのルール(約束)

有名なスマホのルールは、アメリカの親子間でかわされたルールです。注目したいのは、スマホはあくまで親の所有物であり、子どもにレンタルするだけと決めていることです。

現在のスマホは、制限機能が充実してきていますが、例えばLINEでいじめが起きていないかなどは、毎日親が目で確認するのが一番安全です。スマホを与えるのではなく、貸し出すという前提は非常に重要です。

ルールの詳細は、スマホ18の約束・日本語版をご覧ください。

ジョブスは子息にスマホを与えなかった?

なお、アップルの創業者のジョブズ氏が、子息に情報機器をほとんど与えなかったこともよく話題になります。これは、子どもが育つのに重要なプロセスをスマホに邪魔させないという意図です。

子どもがかしこく成長するためには、好奇心、体験、対話というサイクルを、無数にくり返す必要があります! スマホは利用時間制限をしっかり行い、アプリもゲームよりも、親子で地図や図鑑的なサイトを楽しむと良いでしょう。

現在では、ゲームは1日30分以内だが、地図やウィキペディアは見放題のような設定ができるスマホもあります。お友達がゲームをしているとき、地図やウィキペディアを見る子どもがいれば、将来は大物です。

子どものスマホの制限機能

見てきたように、子どものスマホには、制限が必要です! 具体的にどのような制限があるのでしょうか?

  • 使用時間の制限 … 時間帯の制限が基本。一部総使用時間や、アプリごとの使用時間制限が可能なスマホもあります。
  • アプリのインストール制限 … ゲーム、LINEなどアプリのインストールを許可制にできます。
  • 居場所把握 … 現在地を確認。一部機種では、学校、塾、自宅からの出入りの自動通知も可能です。
  • インターネットフィルタ … 有害サイトや、悪い誘いがあるSNS、課金行動などを制限します。
  • 歩きスマホ警告 … 一部機種のみ。

制限機能については、最も強いのがTONEモバイル、auミライエです。次に強いのが、大手キャリア、ワイモバイル、UQモバイルです。

その他の格安スマホは、外部の制限アプリを導入しますが、機種との相性の差が大きく当サイトはおすすめしていません。くわしくはこのあとのランキングでご案内します!

お下がりのスマホを子どもに譲る場合

親や兄弟が使わなくなったスマホを譲る場合、心配なのが子ども用の制限がないことです。iPhoneの場合、おすすめはTONE SIMの導入です。業界一制限が強い、TONEモバイル同様の厳しい制限が適用できます。

なお、中古のiPhoneを購入し、TONE SIMを導入することも可能です。購入先はTONEモバイル推奨のイオシスが良いでしょう。機種はiPhone6~8のPlusがおすすめです。5.5インチは子どもにとって見やすく、サイズ感から片手操作はしにくいため、歩きスマホのモチベーションがそがれます。

お下がりのアンドロイドでは制限がうまくいく保証なし

アンドロイドの場合、子ども用なら2GB程度の格安スマホのSIMで十分ですが、子ども用の制限がほぼ不可能になります。スマモリ、iフィルターという外部の制限アプリが存在し、推奨しているサイトもありますが、機種による相性の差が著しい状況です。

 スマホ販売業者のサイトには、制限を受けた子どもが低評価をつけているだけとあります。しかし、子どもの口コミを全て取り除いても、やはり評価は低いのが現実です。

当サイトでは、読者への便宜を図り、スマモリと富士通arrowsM04については、相性テストを行いました。結果的に、居場所確認以外はうまく機能しましたが、これは運が良い方です。また、うまく機能しても、外部のアプリが常駐するため、操作感はかなり落ちます。

結論として、アンドロイドのお下がりを子どもに与えることに、当サイトは賛同できません。

子ども・小学生向けのスマホ おすすめ機種安い順ランキング

ここからは、子ども向けのスマホを安い順に紹介して行きます。もちろん、制限機能もしっかり紹介しますので、安さと安全・安心のバランスの良いスマホを選ぶことができます。

子供の通話時間と必要なデータ量は?

子どもは音声通話を多用するイメージがあるかも知れません。しかし、文科省の調査では、小学生の音声電話の利用は1日10分未満が大半。インターネットの利用も30分未満が大半でした。

このことから、子ども、小学生のスマホに求めるべき条件は、以下のようになります。2GBなら、Wi-Fiのない環境で、1日あたり、サイト閲覧やLINEのやりとりで30分、ゲームで15分程度、動画を15分程度は利用できる計算です(月末に追加の必要がないよう、多少余裕を持たせてあります)。

内容 適切なプラン
通話 短時間かけ放題
データ通信(インターネット) 2GB/月

子供向けキッズスマホ1位 TONEスマホm17 月額2742円

TONE(トーン)モバイルのスマホは、全国のツタヤの一部を相談窓口にする、携帯電話会社です。

2014年に、子ども用家電・マイファーストソニーを参考に、わが国初の格安キッズスマホを発売しました。専売店を持たず、テレビCMを最小限に抑え、ベストワン機種、ワンカラーで展開。浮いたコストにより、インターネット中速無制限など、きわめて格安の料金体系を実現しています。

中速無制限の使い勝手については、【最強の口コミ・評判】ツタヤTONEモバイルを購入し、iPhoneと比較してみたをご覧ください!

TONEモバイルは、全国子ども会連合会推奨商品であり、1都3県など9都県市が推奨しています。9都県市の推奨は、審査が厳しく、大手キャリアでも1社も推奨は受けていません。また、画面設定は自由で、中高生になっても利用可能です。

制限機能はこども向けスマホでトップ

※◎の根拠 … 使用時間制限は、総使用時間、アプリごとの使用時間を設定できる。居場所確認は、学校・塾・自宅の出入りの自動通知もできる。

使用時間制限は、アプリごとの使用時間も制限可能!

TONEモバイルは、利用時間帯の制限に加え、総使用時間の制限も可能です。また、ポケモンGOは1日1時間以内、YouTubeは親の目が届く19時~20時のみというように、アプリごとに細かい設定が可能な唯一の機種です。

インストール制限

アプリのインストールは、リクエスト式です。許可する場合でも、アプリごとに個別に時間を制限(使用時間帯または総使用時間)できる唯一の機種です。

居場所確認

このほか、居場所把握機能は、画像のように、品川駅(東京都)で在来線から新幹線に乗り換えたことまで分かる精度があり、スマモリなど外部アプリのように誤動作はありません。

また、TONEモバイルでは、学校、塾、自宅に出入りしたら自動通知する機能も設定できます。

インターネットフィルター

TONEモバイルのインターネットフィルターは、学校でも採用されているアルシー(ALSI)に設計させています。そのため、フィルターの精度は非常に高いです。

ツイッターやYouTubeは、アプリを制限しても、インターネットサイトで見ることができます。そのため、インターネットフィルターでのブロックも不可欠です。

歩きスマホ警告

TONEモバイルは、歩きスマホ警告が可能です。その精度も適切で、親にメールで連絡することも可能です。

TONEモバイルの料金

TONEモバイルの、月額費用は、LINEの利用に必要なSMSオプションやIP電話の10分以内かけ放題をつけ2742円。データ利用は中速無制限です。

追加費用が発生するとしても、Wi-Fi環境以外で動画を閲覧したり、通勤時間帯など、中速での閲覧が遅く感じる場合の高速チケット代300円(1GB)程度です。

  • 子どもに持たせる場合は、高速チケット代をおこづかいから引くこととすると、動画による時間の浪費が予防できます。
  • 夜間の使用禁止設定を1ヶ月続けると、1GB分の高速チケットがプレゼントされます。
  • 保険(安心オプション)に加入すると300円かかりますが、m17は、水没や落下にも対応した軍事規格の強度を備えています。

費用をここまで抑えたのは、大量のCM、専売店の設置、携帯ショップへの報奨金をカットした効果が大きいと見ます。

中速無制限は心配?

TONEモバイルは、スマホ業界唯一の中速無制限の採用ですので、理解を得にくく、ユーザー以外から疑う声があります。しかし、実際に使ってみれば、中速(0.4~0.5Mbps)は動画の再生ができず、朝夕のラッシュ時などに読み込みが遅くなるだけで、日中なら公称の20倍に当たる10Mbps前後の速度が出ることもあります。

1機種1カラーでも個性は十分

写真はTONEモバイルを小学生向けに設定した画面です。壁紙によってデザインを変えられるため、中高生になっても使用できます。また、下の兄弟に譲れば、下の兄弟は初めから月1600円での使用が可能です。

TONEモバイルは新機種を2017年8月に発売したばかりで、当面新機種はなし。今が買い時です。大都市にある店舗でも購入できますが、設定が終わるまでの時間が長く、覚えやすい電話番号をじっくり選べないため、通販が優位です。オプションは、①IP電話かけ放題(月に24分の発信通話利用で得になります)、②SMSオプション(LINE開設に絶対に必要)の2つがおすすめです。

※安心オプションは月500円です。もし4年後にスマホが壊れた場合、4年分の保証料24000円に端末交換手数料を足すと29000円。端末価格とほぼ同じになります。壊さなければ全てかけ捨てになります。

公式サイト

TONEモバイルの実際の操作感を知る



 

子供向けキッズスマホ2位 ワイモバイル 月額4082円

ワイモバイルは、ソフトバンク系列の格安スマホです。ワイモバイルからは、2018年8月9日に、待望のキッズスマホに適した機種が発売されました。京セラかんたんスマホ(705KC)です。

  • カメラ、Yahoo!、ニュースのように、大きなアイコンが分かりやすい。
  • 下の方には物理ボタン(実際に押せるボタン)がある。スマホは、慣れないと迷子になりやすく、子どもにとって分かりやすいボタンの存在は重要。

制限機能はまずまず

※△の根拠 … アプリのインストールを個々に親が判断できるわけでなく、あらかじめ可と不可(有害アプリ)が決められている。

使用時間制限

ワイモバイルのスマホは、大手キャリアに準ずるあんしんフィルターにより、機種全体の使用時間帯を制限できます。ただし、総利用時間の制限(TONEモバイル、auミライエfで可能)や、アプリごとの利用時間の制限(TONEモバイルで可能)まではできません。

! あんしんフィルター(大手キャリア、ワイモバイル、UQモバイル)と外部制限アプリ(スマモリ、iフィルター)を同列に扱うサイトがありますが、両者はかなり異なります。フィルターの設計の難しさは、多種多様な機種との相性です。あんしんフィルターは、大手の共同開発でそこをクリアーしています。外部制限アプリは、機種との相性差が大きいのが課題です。

インストール制限

ワイモバイルのスマホは、小学生向け、中学生向けのように、あらかじめセッティングされた範囲で、アプリのインストールを制限できます。ポケモンGOはOKだが、パズル系ゲームはインストールさせないなど、きめ細かな対応はできませんが、有害なアプリは制限できます。

居場所確認、インターネットフィルター

あんしんフィルターにより、居場所確認やインターネットフィルターの機能が使用できます。

歩きスマホ警告

歩きスマホ警告の機能は備えていません。京セラかんたんスマホ(705KC)は、画面サイズが5インチです。子どもには片手操作がしづらいサイズ感のため、歩きスマホはある程度抑制できます(4.7インチ以下の機種は要注意です)。

ワイモバイル(京セラかんたんスマホ)の料金

京セラかんたんスマホ(705KC)の月額料金です。料金は標準4082円/月です。データ通信量は、3GB。通話は1通話10分以内ならかけ放題です。

機種代を払い終わると月額料金は3218円になります。

比較するならAndroid One

このほかの機種と比較する場合、Googleが製造した普及機であるAndroid Oneがおすすめです(ただし X2以降の機種が安心)。上は、3GB、1通話10分以内ならかけ放題プランの月額料金です。

※ワイモバイルは代理店もありますが、待ち時間が長く、オプション加入を勧められ高くつくことが多いようです。公式サイトの方が安くなります。

子供向けキッズスマホ3位 イオンモバイル 月額4391円

子ども・小学生向けスマホの、安い順おすすめランキング3位はイオンモバイルです。イオンモバイルは、修理・相談等で、全国のイオン店舗を利用できるのが強みです。小学生には下の2機種がおすすめです。

ASUS ZenFone 5Q

※カラーは、レッドもあります。

ASUS ZenFone 5Q独自の制限(キッズモード)

ASUS ZenFone 5Qは、格安スマホとしては珍しいキッズモードを搭載します。具体的には、スマホの総利用時間が制限でき、保護者の許可したアプリのみ使用可能です。シンプルな制限機能ですが、ゲームの抑制ができる点が大きいです。

欠点は、大手キャリア、準大手(ワイモバイル、UQモバイル)、TONEモバイルと異なり、居場所確認やインターネットフィルターを標準装備していないことです。イオンモバイル側は、外部のアプリであるスマモリを以前から推奨していますが、機種との相性がかなりあり、うまく稼働しないとの口コミも相当数あります。

  • 1600万画素のカメラを搭載し、写真にこだわりが強い機種です。写真に興味がある子どもには合います。

富士通 arrows M04

※カラーは、ホワイトもあります。

  • 富士通arrows M04は、シニア向けのシンプルなスマホの開発に実績がある富士通の手がけたスマホです。そのため、操作が分かりやすく、漢字が覚えられる手書き入力にも対応しています。
  • 頑丈度にもこだわりがあり、活発な小学生に持たせても安心です。ただし、カメラ性能はごく標準のレベルです。
  • 最大のメリットが、市販の制限アプリである「スマモリ」との相性が良いこと(当サイトでテスト済み)。①利用時間帯制限、②アプリのインストール制限、③居場所把握、④インターネットフィルター、⑤歩きスマホ警告のうち、居場所把握以外は正常に稼働しました。

arrows M04にスマモリを導入(テスト結果)

※ ×の根拠 … 当サイトでテストした結果、誤動作(500m以上のずれ)が発生した。

使用時間制限

平日と土日に分け、利用時間帯制限が可能です。スマモリは、機種との相性に差があり口コミ評価が低いですが、富士通 arrows M04では正常に機能しました。

インストール制限

スマモリの機能として、お子さんが新しいアプリをインストールした際に、親に連絡が来ます。親の判断で、ワンタッチで使用禁止にすることが可能です。富士通arrows M04では、順調に機能しました。

居場所確認は、十分に機能せず

富士通arrows M04の現在地を、スマモリを通じて親が把握できる機能です。現在地に500m以上のずれが生じることがあり、実際の使用は困難です。例えばある駅の構内にいるのに、駅から離れた町なかを指し示すなど、信頼度は低めです。

インターネットフィルターは、やや操作感を落とす

富士通arrows M04では、インターネットフィルターはほぼ順調に機能しました。ただし、外部のアプリが常駐する形となるため、予期しない動きも多く、やや使いにくさは感じます。

歩きスマホ警告

歩きスマホ警告は、正しく機能しました。ただし、TONEモバイルに比べると判定が非常に厳しく、立ち止まっての使用でも警告が出ることがありました。

詳しいテスト結果は、次の記事にあります。

イオンモバイルの料金

イオンモバイルで富士通arrows M04を購入した場合、月額料金は4391円となります。これは、別途請求される電話代を含んだものです(1日1分間の発信としました)。

なお、ASUS ZenFone 5Qでは、同様の計算で、月額4481円となります(機種代24分割が1791円のため)。

子ども向けキッズスマホ4位 auのミライエf(フォルテ) 月額4604円

親がauのユーザーの場合、選択肢にあがるのが、auの子ども向けスマホであるミライエです。

  • 2015年1月、auは、ミライエを発売。先行したドコモのスマートフォンジュニアを研究し、最先端の管理機能を備えた。
  • 同時期発売のPandA KIDs(TONEモバイルの前身)には、きめ細かな管理機能で、1歩譲ったが、多くのauユーザーに支持された。
  • 2017年1月に、auはミライエf(フォルテ)を発売した。

ドコモが子ども向け専用機種の生産を取りやめたため、現在子ども対応機種はTONEモバイル、ミライエf(フォルテ)の2機種の争いとなっています。TONEモバイルは画面切り替えで、子ども、中高生、大人に対応、auは中学生くらいまでの子ども専用機種です。

ミライエfとTONEモバイルの違い

おおまかな比較

auミライエfもTONEモバイルも、制限機能は業界ツートップ

  • 女の子には、auミライエfの防犯ブザーとセコム駆けつけ機能(有料)が魅力です。
  • 夜はゲームはダメだけど、辞書アプリはOKのような、きめ細かな設定がTONEモバイルの魅力です。

こまかい比較

ミライエf(フォルテ) TONE
アプリ(ゲーム等)の利用と管理 アプリ1つ1つの使用許可を親が決定できる。 アプリ1つ1つの使用許可を親が決定できる。さらにアプリごとに利用可能時間帯・総利用時間を親が設定できる。
LINEの利用と管理 利用の可否を親が決定できる。 利用の可否と、利用可能時間帯・総利用時間を親が設定できる。
音声通話 1分40円。 1回10分以内かけ放題(または1分20円)
現在地把握 保護者のスマホから可能(有料)。指定したエリア(学校、塾、自宅)から出入りすると自動通知も可能。 保護者のスマホ・PCから可能(ファミリーオプション200円に含む)。指定したエリア(学校、塾、自宅)から出入りすると自動通知も可能。
防犯ブザー あり。ブザー利用時に、自動でカメラを起動し、写真と位置を保護者にメール。 なし
インターネットへのアクセス制限 有害サイトのブロック機能(無料)。大手キャリア共通のあんしんフィルター。 有害サイトのブロック機能。全国の公教育と同じALSIのシステムを利用(100円/月)。
歩きスマホ対策 警告画面が出て、一時的に操作できない。 警告画面が出て、一時的に操作できない。親のメールにも通報。
利用可能時間帯・総利用時間管理 利用可能時間帯・総利用時間管理を設定可能。 利用可能時間帯・総利用時間管理を、アプリごとに設定可能。
その他 人を傷つける言葉を入力すると警告が出る。防犯ブザーは、セコムへの連絡も可能(有料) スマホが壊されない限り、現在の居場所だけでなく、過去の行動経路も確認可能。充電が切れそう、切れたときにも保護者に自動通知。

ミライエf(フォルテ)とTONEモバイルには、それぞれ特徴があります。

  • ミライエf(フォルテ)の最大の利点は、防犯ブザーが押された場合、セコムへ連絡する設定も可能なことです(有料)。
  • TONEモバイルの最大の利点は、ゲーム、LINE、学習用など、アプリごとに利用可能時間帯または総利用時間を設定できることです。例えばポケモンGOは1日1時間まで、LINEは親の目が届く16時から19時まで、学習に役立つウィキペディアは24時間利用可能のようにきめ細かい設定ができます。

(参考TONEのアプリごとの管理機能)

au(ミライエf)の料金

auのミライエfの月額料金は、機種代の分割を含めて4604円です。

関連記事

子供向けキッズスマホ5位 ドコモのらくらくスマートフォンMe 月額4644円

親子シェアパックを適用した場合の料金

ドコモのらくらくスマートフォンは、大竹しのぶさんがテレビCMしている機種です。文字が大きく、操作が簡単なのが特徴で、最新機種のらくらくスマートフォンMeは、キッズを意識したデザインです。

大手キャリアの共通規格である、あんしんフィルターが使用できるため、有害サイトやアプリ(ゲーム、LINE、動画など)のブロックは可能ですが、エリア(学校、塾など)からの出入りの通知のようなきめ細かい機能はありません。

制限機能はまずまず

※あんしんフィルターは大手キャリア共同開発だが、歩きスマホ警告はドコモのみ。
※△の根拠 … アプリのインストールを個々に親が判断できるわけでなく、あらかじめ可と不可(有害アプリ)が決められている。

使用時間制限

ドコモのスマホは、大手キャリア共同開発のあんしんフィルターにより、機種全体の使用時間帯を制限できます。ただし、総利用時間の制限(TONEモバイル、auミライエf)や、アプリごとの利用時間の制限(TONEモバイル)まではできません。

インストール制限

ドコモのスマホは、小学生向け、中学生向けのように、あらかじめセッティングされた範囲で、アプリのインストールを制限できます。ポケモンGOはOKだが、パズル系ゲームはインストールさせないなど、きめ細かな対応はできませんが、有害なアプリは制限できます。

居場所確認、インターネットフィルター

あんしんフィルターにより、居場所確認やインターネットフィルターの機能が使用できます。

歩きスマホ警告

ドコモ独自の付加機能として、歩きスマホ警告の機能は備えています。

子どもが単独で契約する場合(月額6480円)

親子でシェアパックを使用する場合(月額4644円)

らくらくスマートフォンMe以外で選ぶなら?

らくらくスマートフォンMeの欠点は、デザイン上、中学に上がると使いにくくなる点です。らくらくスマートフォンMe以外で選ぶなら、料金が安いdocomo with対象機種がおすすめです。

iPhoneは人気がありますが、あんしんフィルターで、アプリのインストール制限と居場所確認ができなくなります。アンドロイドからの選択が無難で、おすすめはシンプルかつ高性能なMONOです。

関連記事

(参考)ドコモスマートフォンfor ジュニア2 SH-03F

子ども向けスマホの元祖、ドコモスマートフォンfor ジュニアは、第2弾が発売されたあと、長らく機種が更新されず、開発終了となる可能性が高いです。

ドコモから子ども向けの機種を選ぶのなら、らくらくスマートフォンMe4がおすすめです。シニア向けの機種ですが、居場所把握(イマドコサーチ)への対応、大きな文字、分かりやすい操作性など、お年寄りと子どもに必要な点は、よく似ています。

子供向けキッズスマホ6位 ソフトバンクのシンプルスマホ4 月額8960円

みんな家族割+を適用した場合の料金

ソフトバンクは、スマホデビュー割が2018年夏に終了し、驚くほど料金が上がりました。1年目は1000円引きのサービスがあり、家族割なら500円(3人なら1500円)引かれますが、それでもかなりの維持費です。

もしソフトバンクでキッズスマホを選ぶなら、店舗でも子ども向けに勧めるケースが多い、防犯ブザーつきのシンプルスマホ4が良いでしょう。中学に上がったあとを見すえシンプルスマホ4以外から選ぶ場合は、普及機のandroid oneがおすすめです。

シンプルスマホ4は、写真のように、カメラ、インターネット、ニュースなど、デフォルトの画面は非常に子ども向けです。

制限機能はまずまず

※△の根拠 … アプリのインストールを個々に親が判断できるわけでなく、あらかじめ可と不可(有害アプリ)が決められている。

ソフトバンクのスマホは、大手キャリアの共通規格である、あんしんフィルターが使用できます。くわしくは、第5位のドコモの説明内容をご覧ください(歩きスマホ警告は、ドコモのみの機能です)。

お子さんが1人で加入する場合

※ミニモンスタープラン。通信容量は1GBのみのため、1GB追加(2000円)を想定。
※電話は1回5分以内かけ放題。

家族や別居の親類など3人で加入する場合

両親、親類と子どもなど、同居・別居を問わず複数名がソフトバンクを使うなら、みんな家族割+が適用される、ウルトラギガモンスタープランが候補となります。4名を超えると、ミニモンスタープランより、ウルトラギガモンスタープランが安くなります。

関連記事

徹底解説 小学生・園児に与えるスマホを選ぶポイント

1 ゲームのインストールや遊ぶ時間を、コントロールできるか

小学生や園児にスマホを与える場合、アプリ(ゲーム)のインストールの可否に加え、使用時間帯と総利用時間を制限できるかが、非常に重要です。

インストール制限 利用時間帯制限 総利用時間制限 全国子ども会連合会推奨 アプリごと制限
TONEモバイルm17
auのミライエf(フォルテ) ×
ワイモバイル × × × × ×
イオンスマホ × × × × ×
ドコモ らくらくスマートフォンMe △(年齢別自動) × × ×
ソフトバンクのシンプルスマホ3 △(年齢別自動) × × ×

この観点で特におすすめできるのは、TONEスマホのm17、auのミライエf(フォルテ)です。その他の各機種を購入する場合、制限アプリのスマモリなどを導入しますが、機種ごとの相性の差が大きく、口コミ評価は低めです。

子どもの学力のカギは、冒頭でご説明したように、スマホの利用制限にあります。子どもの学力を下げることが統計からも明らかな、まんがや雑誌的なコンテンツが多いのがスマホです。しっかりと管理し、勉強、読書、外遊びの時間を確保してあげることが大切です。

2 ポケモンGOについて

子どもにスマホを与える際に、ポケモンGOの存在を無視して語ることは難しくなってきました。

① 安全性について

ポケモンGOによる、歩きスマホが社会問題になっています。しかし、ポケモンGOは、モンスターを捕まえる時は安全な場所でのルールさえ徹底できれば、どんどんのめり込むように仕組まれたパズルゲームやまんがアプリよりも、リスクは少なめです。

②   学力低下につながるのか

教育的な意味がほぼ皆無といえるパズルゲームに対し、公園、名所旧跡、建物などに興味を持つきっかけになるポケモンGOは、親のサポート次第では、地理、文化、歴史への関心を広げる可能性があります。

 歩きスマホ警告機能

次の2機種には、歩きスマホ警告機能が備えられています。

  • TONEスマホ  … 歩きスマホを検知すると、警告画面となり、即座に保護者のアカウントに通告。
  • auミライエf(フォルテ) … 歩きスマホを検知すると、警告画面となる。

3 子供の現在地を知ることができるか

子どもにキッズスマホを持たせるときに、ぜひ活用を考えたいのが現在地の把握機能です。例えば、もう学校を出たのか、すでに塾や公園に着いたのかなどを、保護者のスマホやパソコンから知ることができます。

スマホごとの対応状況は、以下の通りです。

  • TONEモバイルm17 … ◎標準装備、学校・塾・駅等の出入りで自動連絡(精度検証記事
  • auのミライエf(フォルテ) … ◎標準装備、学校・塾・駅等の出入りで自動連絡
  • ワイモバイル … 〇あんしんフィルターで対応(iPhoneを除く)
  • イオンスマホ  … △市販のアプリ(スマモリ)は機種による相性差が大きい。
  • ドコモ らくらくスマートフォンMe  … 〇あんしんフィルターで対応(iPhoneを除く)
  • ソフトバンクのシンプルスマホ3 … あんしんフィルターで対応(iPhoneを除く)

居場所に加え、ゲームの使用時間等を総合的に管理するアプリであるスマモリやiフィルターの評価は低めで、うまく機能しないことが多くあります。

(まとめ)どれが一番安い?子供のためのキッズスマホランキング~小学生版~

キッズスマホランキングのまとめです。

順位 メーカー 制限機能 月額(機種代24分割含む)
1位 TONEスマホm17 月額2742円
2位 ワイモバイル 月額4082円
3位 イオンスマホ 月額4391円
4位 auのミライエf(フォルテ) 月額4604円
5位 ドコモのらくらくスマートフォンMe【親子シェア】 月額4644円
6位 ソフトバンクのシンプルスマホ4【家族割】 月額8960円

保護者がauならばミライエでよいと思いますが、その他の場合、現状ではTONEが優れています。

子ども向けスマホの購入方法

① TONE:新機種を2017年8月に発売したばかりで、当面新機種はなし。今が買い時です。大都市にある店舗でも購入できますが、設定が終わるまでの時間が長く(筆者の場合、2時間かかりました)、電話番号もじっくり選べないため、通販が優位です。オプションは、(1)IP電話かけ放題(月に24分の発信通話で得になります)、(2)SMSオプション(LINE開設に絶対に必要)の2つがおすすめです。落下や水濡れへの強化がされたため、保証は必須とは言えません。

サイト:お子様向けの安心機能満載 TSUTAYAのスマホ 【TONE】



② auのミライエf(フォルテ):各地のauショップにて扱いますが、すでに機種が決まっている場合はネットでの購入がスムーズです。

③ ワイモバイル:各地のワイモバイルショップにて扱いますが、店舗側が頭金等を設定していることも多く、ネット購入の方が安くなります

④ イオンモバイル:イオンの大型モールに販売コーナーがありますが、すでに機種が決まっている場合はネットでの購入がスムーズです。

⑤ ソフトバンクのシンプルスマホ:各地のソフトバンクショップにて扱いまが、すでに機種が決まっている場合はネットでの購入がスムーズです。

(参考)スマホ購入時ローンを断られることも

スマホ購入時、大手キャリアでは、独自のローンが利用できますが、多少でも支払い遅れがあるとクレジットカードしか利用できなくなります。格安スマホ各社は、原則クレジットカード払いです。

  • 仕事や収入に関係なく、楽天カードは、審査が通りやすい傾向が強いです。勤め先がない人や、自営業、独立事業者、アルバイトでも、多少の収入さえあれば、審査通過は十分可能です。
  • 楽天カードは、申し込みがネットで完結、収入証明書不要、審査も最短0秒で済みます(自動審査)。自宅配達時に、身分証明書(免許証または写真つきマイナンバーカード)を見せるだけで、コピーすら不要です。
  • 楽天市場での優遇が非常に良くなっています。いくつかの条件を満たせば、すぐに5倍以上のポイントがつきます。

サイト:楽天カード

(参考)タブレット教材の併用もおすすめ

スマートフォンにも、地図機能、ニュースサイト、無料の辞書機能など、子どもの力を伸ばすコンテンツが多数あります。しかし、小さい画面では開発が難しい学習ソフトは、タブレットが優勢です。

月数千円のタブレット教材

 


 

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