子ども向けスマホ.jpは、2014年の創設以来、小学生、中学生、高校生のお子様のために、学力と将来を守るためのスマホ選びの情報を、一貫して提供しています。

管理者(加藤)は、小中高全学年の授業経験を持つ、教育業界20年の国家資格キャリアコンサルタント。2014年のサイト創設以来、スマホ販売員とは一線を画し、学力と安全を守るスマホ選びを一貫して提唱しています。
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筆者は、これまで小中高校のすべての学年の授業を、担当したことがあります。学力の格差は年々大きくなり、受験や就職活動においても、差は開く一方です。

日本全体が貧しくなりつつあるなか、さらに新型コロナウイルス感染症の影響で、日本の経済は深刻なダメージを受けています。子どもが学力をつけ、効率よく、確かな道を進んでゆかなければ、将来は親子共倒れということもあり得ない話ではありません。

子どもの学力に、大きな影響を与えている要素に、スマホ依存があります。スマホ依存から子どもをレスキューし、少しでも勉強に目を向けさせることで、公立中高一貫校、ハイレベルな公立高校、国公立大学への進学も視野に入り、学費の差も非常に大きくなります。

当サイトは、スマホ依存を防ぎ、子どもの将来を花開かせることを目的に、運営しています。

子どもを成功させるのは母親

母親の帰宅時間が早いほど、子どもの学力は高い。2018年、国立教育政策研究所、小学校6年生と中学校3年生の家庭を調査したデータです。

これはどういうことでしょうか?

専業主婦や、午前パートの方が、子はかしこく育つの? スマホに子守りをさせないということかしら?

はい、その通りです。持ち帰った草花の名前を調べる、料理を手伝わせる、本を一緒に読む、テレビや本を見て疑問点を話し合う。こういった時間が、子どもの基礎学力を育ててゆきます。

逆に、スマホに子守りをさせてしまうと、上に挙げた時間は、ゲームやYouTubeの時間になってしまいます。ゲームやYouTubeに1日数時間を費やす子どもと、調べ物、お手伝い、読書などに時間をかける子どもの学力が、同じになるはずがありません。

もし、子どもにスマホを与える場合、最低でも制限機能がしっかりした機種を与えてください。次のページにわかりやすく説明しています。

アップル社のジョブズ氏は、子どもにスマホの制限をかけた?

iPhoneを開発したアップル社の創業者、ジョブス氏は、自身の子どもにスマートフォン類を触らせなかったことで知られています。

これは、スマートフォン類に、一切の制限機能がなかった時代の極端な例ですが、ジョブス氏周囲の情報テクノロジー従事者は、スマホの利用に制限をかけるのが当たり前でした。

スマホに必要な機能、不必要な機能

子どものスマホに必要な機能、不必要な機能は何かしら?

はい。必要な機能は3つあります。

  • メッセージ、音声通話機能 …ひとりで行動できるようになった子どもと連絡を取る機能です。トラブル、集団いじめ、悪い誘いのリスクのあるLINEではなく、独自のメッセージ機能を持った機種がおすすめです。
  • 居場所確認機能 …居場所確認は必須ですが、できれば学校、塾、公園、自宅などの登録か所から出入りしたことを通知する機能が欲しいです。これがないと、帰宅時刻などに、再三居場所確認を行う手間があります。
  • 検索機能 …文字情報とつながり、子どもの学力をダイレクトに高めるのは、Google検索です。いかに、動画、ゲーム、まんがの時間を減らし、Google検索に仕向けるのか。昔のお母さんが、テレビと戦い、本を読ませた歴史の再現とも言えます。

不必要な機能は3つあります。

  • 動画、ゲーム、まんが …いずれも楽しいものですが、時間を大量に割いてしまうことも。時間やアクセス先の制限機能は必須です。
  • ハイスペックなスマホ、大ボリュームのデータ通信容量 …変な例えですが、どうしても学力を下げたい子ども(ライバルの子?)がいれば、操作性抜群のスマホ(iPhoneか、ハイエンドのandroid)を、グガホーダイのようなプランで与えればよいのです。逆に言えば、子どもに与えたいのは、ミドルレンジで、データ通信が遅い、または容量に上限があるスマホです。
  • LINE …年齢やお友達の雰囲気にもよりますが、とにかく時間を取られ、トラブルが多く見られます。小3までは「ハミックポケット」を与えインストールさせない。小4以降は、お友達にLINEが広まるまで、「トーンモバイル」のメッセージ機能で粘り、導入せざるを得なくなったら18時~21時など制限付きで導入します(トーンモバイルはアプリごとの時間制限が可能)。
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