子ども向けスマホ

【学力を守る】中学生・高校生のスマホ おすすめ機種ランキング

更新日:

中学生、高校生向けのスマホを安さ重視、かつ学力の向上も大切にして選ぶとしたら、おすすめはどのスマホ? 教育業界約20年の筆者が、中学生・高校生に合う安いスマホを、安全と学力向上も重視しつつ選びました。

  • 筆者:スマホ販売業者でなく、教育関係者です。中高生は全学年の指導経験があり、行動の特徴や学力の伸ばし方を把握しています

小学生、幼稚園・保育園児向けは、下の記事をご覧ください。
どれが一番安い?子供と小学生のためのキッズスマホランキング

【結論】中学生・高校生のスマホ おすすめ機種ランキング

  • 中学生・高校生は、音声電話の使用がかなり少ないため、電話(発信)は1日1分のプランで計算。データ通信容量は、中学生・高校生に適した4GBのプランで計算してあります。
  • 見守り機能(居場所把握、ゲームやLINEの使用時間の管理)を求める場合、TONEモバイルかau(ミライエf)のほぼ2択となります。

ランキング

順位 メーカー 月額(機種代24分割含む)
中学・高校生向けスマホ1位 TONEモバイルm17 月額2842円
中学・高校生向けスマホ2位 ワイモバイル 月額4298円
中学・高校生向けスマホ3位 イオンモバイル 月額4607円
中学・高校生向けスマホ4位 auのミライエf(フォルテ) 月額6313円
中学・高校生向けスマホ5位 ドコモ親子シェア 月額7020円
中学・高校生向けスマホ6位 ソフトバンク 月額9180円

スマホ選びで中学生・高校生の将来が決まる!

上の表は、週に数回新聞や本を読む子どもが、ほとんど本を読まない子どもに比べ、テストの点数でどれだけ差をつけることが可能かを調べたものです。15歳の生徒を対象とした調査です(2009年PISA)。どんなことが読み取れるでしょうか?

ママ友:そうね。。新聞を読む子は、読解力、数学、科学の全部で30点くらい高い点数を取っているようね。結局、新聞、説明文、物語を読む子ほどテストの点数が高くて、雑誌、まんがを読む子ほど点数が低いってこと?

その通りです!

スマホで読むコンテンツに、新聞、説明文、物語に近いものはほとんどありません。まんがや雑誌に近いコンテンツが大半です。スマホに時間をかければかけるほど、雑誌やまんがに近いコンテンツを読む時間が増えるだけでなく、勉強時間が減ってゆきます。

年収200万円以下の人が1120万人を超す!

最新のデータでは、年収200万円以下の人が、1120万人に達したことが分かっています。この生活設計の破綻に通じるのは、(学歴が全てではありませんが)やはり学歴と基礎学力にあります。学歴と基礎学力を決めるのは、高校受験を控えた中学生時代の過ごし方です。進学する高校のレベルや、高校生時代の過ごし方も極めて重要です。

ママ友:周りのお友だちのタイプによって、生活習慣は一変するのは分かる。勉強が全てだとは思わないけど、ある程度できないと、性格などに見るべきところがあっても、チャンスがつかめない気がする。

朝のラッシュで気づくこと

朝のラッシュの電車内では、次のことに気づきます。

  • 学力が低めの中高生は、映像系(ゲーム、まんが、動画)やSNS(LINE、Twitter)にほとんどの時間を費やしている。
  • 学力が高めの高校の生徒は、スマホの文字情報を活用したり、定期試験や受験に備え参考書などを見ている。

スマホ選びで、子どもたちの一生が決まるといっても過言ではない状況です。

中学生・高校生に適したスマホのプランは?

中学・高校生の1日の通話時間

文科省によると、中学生は上のグラフのように、スマホで通話することはほとんどありません。高校生は、通話時間が多少増えますが、同じ傾向です(統計:文科省2016年)。通話(発信)は1日1分程度のプランでも構いません。親子通話はLINEの無料電話などを利用して、節約をしてゆきます。

中学・高校生のネット閲覧時間(1日)

ネット閲覧時間は、小学生と中高生で大きな差があります(統計:ベネッセ2014年)。

  • 小学生:ネット閲覧時間は、1日30分以内が9割。
  • 中高生:平均で約2時間(中学生1時間52分、高校生2時間3分)

この傾向を考えると、中高生には、月間のデータ通信容量が4GBのプランがふさわしいといえます。4GBなら、Wi-Fiのない環境で、1日あたり、サイト閲覧やLINEのやりとりで1時間、ゲームで30分程度、動画を30分程度は利用できる計算です。

(参考)利用時間の目安は、1GB=動画3時間、1GB=ゲーム300時間、1GB=文字や写真のサイト3000ページ。統計:auおよびウェブの専門家による実測値から、平均的なデータ通信量を算出しました。使用環境や閲覧先により異なります。

中学・高校生に適したスマホのプラン

中学生・高校生に適したスマホのプランは、以下のようになります。

内容 適切なプラン
通話 1日1分のプラン
データ通信(インターネット) 4GB/月

ポイント

中学生・高校生にとって、スマホが弊害となるのは、動画やゲームなど主に映像系、メリットとなるのは主に文字情報系です。そのため、映像系を利用しにくいように、データ通信容量を1GB程度に設定したり、動画にアクセスしにくいスマホを選ぶのも1つの作戦です。

中学・高校生のスマホは何を制限したらよいの?

ママ友:じゃあ、中学生や高校生のスマホは、何を制限したらよいの?

中学生、高校生が利用するスマホのコンテンツには、以下のようなものがあります。×印、△印のものに制限が必要です。

評価 コンテンツ メリット デメリット
文字情報 ニュースサイトなど、有益なものも多い。記事の質が高い、はてなブックマークを使わせると良い。
まんが 生き方や考え方の参考になることも多い。スクエアエニックス系のマンガUP!など、抑制の効いたまんがアプリを選ばせるのがポイント。 アダルト向けのまんがは、中高生の女性観や暴力観などに、悪影響を与える可能性がある。18禁まんがのないアプリだけダウンロードを許可する。
動画(YouTube、音楽) 音楽は中高生の生活に欠かせないもの。ユーチューバー系の動画は5分程度で終わるものも多く、ゲームよりかなりまし。 ニコ生など生放送型の動画は、数時間を消費してしまうため、要注意。総時間制限を必ず設定する。
LINE 友人との交友関係が深まり、長電話を減らせる。 既読無視しないよう、何度も画面を確認し時間を浪費してしまう。とくに夜間のグループトークは、いじめの温床になりやすいので、時間帯制限をしたい。
× ゲーム メリットはほとんどない。ポケモンGOは、家にこもらないので推奨。 安く長くひまつぶしができることが、ゲームの根本的な設計。勉強時間は大幅に減る。

上の表から分かるように、①アプリ(まんが、ゲーム)のダウンロード制限、②動画の総時間制限、③LINEの時間帯制限が、中学生、高校生のスマホ選びでもっとも大切なものです。

ウィキペディアばかり見ていた高校生

筆者は、予備校講師の経験があります。ある高校生は、在籍高校こそ平凡でしたが、スマホでずっとウィキペディアを見ていました。結果として、東大理系に合格。現在は、国立大で教鞭を取っています。

中学・高校生向けスマホ1位 TONEモバイルm17 月額2842円(税別)

写真右:TONEの新機種m17(左は旧機種)

中学・高校生向けスマホランキング1位は、TONE(トーン)モバイルです。TONEモバイルは、ツタヤの一部店舗を相談窓口とする、携帯電話会社です。

TONEスマホの料金計算

TONEモバイルの、月額料金は、月額2842円です。電話は10分以内かけ放題(通話代別途のプランも可能ですが、月に合計利用時間が14分を超えると、かけ放題が安くなります)。また、データ通信量は、中速無制限です(動画の閲覧はできないが、追加料金なし)。

TONEモバイルのメリット

TONEモバイルのメリットは、以下の通りです。

  • ①テレビCM、販売店維持費用、販売代理店への報奨金をカットし、安い料金体系を実現している。
  • ②データ通信(ネット閲覧)は中速無制限で追加費用なし。中速は、文字情報と写真からなるサイトの閲覧は十分可能。動画は、高速チケットが必要。
  • ③アプリ(ゲーム)は、親が個別に使用許可し、使用時間も個別に設定可能。

① TONEモバイルは、信用力維持のためごく一部の蔦屋(ツタヤ)を販売窓口に指定していますが、基本的にはネット専売です。駅前に販売店を設置すれば、家賃と人件費は巨額になり、利用料に反映します。

② また、TONEモバイルは、唯一のデータ通信中速無制限の機種です。中学生・高校生の場合、一般には、以下のような使用感になります。基本的に、Wi-Fi環境以外での動画は高速チケット(1GB=300円)を使用しますが、他社(1GB=1000円)よりかなり安くなっています。

場所 使用感 説明
朝の自宅 自宅Wi-Fiを使用。Wi-Fiを使用しなくても、朝の住宅地は通じやすい。
電車通学 朝のラッシュでは、中速(0.4~0.5Mbps)をやや下回ることがある。文字サイトは読み込めるが、画像やまんがは読み込みが遅れる場合も。また高速スクロールする人が多い、ツイッターは、アイコンと画像の読み込みが遅れることがある。
高校 電波混雑はなく表示しやすい。閑散時間帯は、格安他社を上回る3~5Mbpsの速度も計測でき、この場合、画像やまんがサイトもストレスなく閲覧可能。
帰宅時 混雑駅や繁華街を除き、中速(0.4~0.5Mbps)が標準。画像やまんがサイトは、一瞬で表示という訳にはいかないが、ストレスなく利用できる。

③ TONEモバイルのもう1つの大きなメリットが、アプリの利用を個別に管理できることです。例えば、以下のような制限が可能です。

  • LINE … 使用時間帯を16時から19時に制限。授業中や、集団いじめやトラブルが起きやすい夜間は、非許可。
  • ユーチューブ … 1日の総使用時間を30分とする。

このほか、すべてのアプリに関して、個別に制限の設定が可能です。中学・高校生が、1日1時間以上費やしてしまうことが多い、パズルゲームへの制限は、ぜひ行っておきたいです。

TONEモバイルの実際の口コミです。

TONEモバイルのデメリット

TONEモバイルのデメリット

  • 中速無制限は、動画の閲覧は不可能。
  • デザインが1つ、色はホワイトのみ。

TONEモバイルは、ネット利用が無制限、追加料金なしであることが魅力ですが、速度が中速であるため、動画の閲覧は不可能となります。Wi-Fi環境以外で動画を閲覧したい場合、1GB300円の高速チケットが必要です。しかし、1GBのチケットは通常1000円はかかりますので格安です。300円をお子さんの自己負担にすることで、動画閲覧が抑制できます。

また、TONEモバイルのデザインは1種類、色もホワイトのみです。しかしこれは、多機種、複数カラーの展開で、製造費や在庫管理の費用が上がり、料金に反映することを防ぐ狙いがあります。TONEモバイルの白色は、汚れがつきにくく、年齢性別を問わずおしゃれに感じられ、飽きが来ないものです。新製品のm17は、金属色のフレームがつき、大きすぎたサイズが適切に変更されました。

TONEの公式サイト



関連記事

中学・高校生向けスマホ2位 ワイモバイル 月額4298円

ワイモバイルは、ヤフーの格安スマホです。

ワイモバイルのスマホは、機種選択式です。現在なら、iPhoneSE(写真)を選ぶと良いでしょう。iPhoneSEは、iPhone 6s時代の普及機の位置づけのロングセラーです。カメラ性能もかなり高く、友人と比較することが多い中学生、高校生でも、見劣ることはありません。ただしサイズは小さめです。

中学・高校生は片手操作に強い需要があるため、小さなサイズ感に人気のあるiPhoneSEは合いますが、文字の見やすさやが画像の大きさを重視するなら、iPhone6sがおすすめです。筆者は、いまだにiPhone5Sを使用していますが、基本性能はとっくに完成しています。iPhoneSEやiPhone6sは、何ら問題がない機種です。

サイズ 機種名
4インチ(片手操作) iPhone5S、iPhoneSE
4.7インチ(片手操作) iPhone6(6s)、iPhone7、iPhone8(2017年9月発売)
5インチ(ぎりぎり片手操作) TONEm17、arrowsM04
5.5インチ iPhone6Plus、iPhone7Plus、iPhone8Plus、TONEm15
5.8インチ iPhoneX(2017年9月発売)
  • iPhone SE:約6cm×12cmの超コンパクトサイズ
  • iPhone 6s:約7cm×14cmの片手操作可能サイズ

ワイモバイル(iPhone SE)の料金計算

ワイモバイル(iPhone SE:約6cm×12cmの超コンパクトサイズ)の平均的な月額費用は、4298円です。

※購入後2年間のデータ通信量9GBは、やや多すぎですが、その下のプランは3GBとなり不足してしまいます。なお、3年目以降は容量が6GBに減ります。

ワイモバイル(iPhone 6s)の料金計算

ワイモバイル(iPhone 6s:約7cm×14cmの片手操作可能サイズ)の平均的な月額費用は、4298円です。

※購入後2年間のデータ通信量9GBは、やや多すぎですが、その下のプランは3GBとなり不足してしまいます。なお、3年目以降は容量が6GBに減ります。

ワイモバイルのメリット

  • iPhoneが選択肢に入る。
  • ソフトバンク通信網を利用した安定した高速通信。
  • 電話は1通話10分以内ならかけ放題。

ワイモバイルのメリットは、iPhoneが選択肢に入ることです。iPhoneは、言わずと知れた世界最高峰のスマートフォンで、説明書要らずの操作性とステータスは、中学・高校生に不満を与える可能性が、ほぼゼロと言えます。

また、格安スマホは、高速通信に課題があることが大半ですが、ワイモバイルはUQモバイルと並び、大手キャリアの子会社です。そのため、実際の測定値を見ても、格安スマホのなかでは優秀です。

大手キャリア>ワイモバイル=UQモバイル(10Mbps前後)>格安スマホ

中高生の1日の通話時間は、合計10分以内が8割ほどを占めます。ワイモバイルの、1通話10分以内かけ放題は必要十分であり、10分以内の制限も長電話の抑制となります。

ワイモバイルのデメリットは、制限が難しいこと

ワイモバイルには、子ども向け機種がないため、管理制限用のフィルターを導入する必要があります。①ワイモバイル純正のあんしんフィルターのほか、②各社対応のi-フィルター for ISOがあります(スマモリは、アンドロイド専用です)。

しかし、i-フィルター for ISOの口コミ評価は低く、いずれのフィルターも、iPhoneの仕様の関係で、アプリの使用制限はできません

機種自体の利用時間帯の制限や居場所把握は可能ですが、使ってゆくうちに、アプリ(ゲーム、動画、まんが、LINEなど)の導入を制限したり、アプリごとに使用制限をする必要性を感じることもあります。また、居場所管理は学校や塾に出入りする時間帯に何度も確認することが必要で、出入りの自動通知の必要性を感じることもあります。

その場合、TONEモバイルが開発した、iPhoneに挿入できるSIMカードが便利です。親や兄弟のお下がりのiPhoneを利用するか、Appleの公式ネット通販で購入します。iPhoneSE、iPhone6sはすでに発売しておらず、iPhone7以降の購入となりますが、12分割で月4233円程度です。12分割が負担に感じる場合、一括購入しクレジットカードの分割払いを利用すると便利です。機種とSIMカードを別々に購入することは、初回は難しく感じますが、SIMカードをスマホに差し込むだけで、あとは自動設定されますので、想像よりは簡単です。

  • 機種代24分割 2117円+TONE SIMカード利用料 2100円(電話10分以内かけ放題、LINEに必要なSMS込み)=月額4217円

1000円で使えるTSUTAYAのスマホ 【TONE】

中学・高校生向けスマホ3位 イオンモバイル 月額4607円

イオンモバイルは、修理・相談等で、全国のイオン店舗を利用できるのが強みです。機種を選ぶ手間がありますが、中学・高校生には下の2機種がおすすめです。

ASUS ZenFone 5Q

※カラーは、レッドもあります。

  • ASUS ZenFone 5Qは、格安スマホとしては珍しいキッズモードを搭載します。具体的には、保護者の許可したアプリのみ使用可能で、アプリの総利用時間の制限が可能です。シンプルな制限機能ですが、ゲームの抑制ができる点が大きいです。
  • 大きな欠点は、大手キャリア、準大手(ワイモバイル、UQモバイル)、TONEモバイルと異なり、キャリアがインターネットフィルターを準備していないことです。スマモリもiフィルターも機種との相性がかなりあり、導入して見なければ分からないと言えます。
  • 2018年春発売のモデルで、前作の大きな欠点だった、文字打ちのレスポンスが悪さが解消し、おすすめ度は飛躍的に上りました。
  • 1600万画素のカメラを搭載し、写真にこだわりが強い機種です。その点からも中学・高校生のニーズにぴったり合います。

arrows M04

※カラーは、ホワイトもあります。

  • 富士通arrows M04は、シニア向けのシンプルなスマホの開発に実績がある富士通の手がけたスマホです。そのため、操作がシンプルで、漢字が覚えられる手書き入力にも対応しています。
  • 頑丈度にもこだわりがあり、活発な中学生に持たせても安心です。
  • 最大のメリットが、市販の制限アプリであるスマモリとの相性が良いこと(当サイトでテスト済み)。インターネットフィルター、アプリの制限、居場所把握など主な機能が正常に働きました。強いて言えば、アプリ(ゲーム、動画、まんが、LINE等)ごとに、使用時間帯を決められない点で、TONEモバイルには及びませんが、制限機能では準優勝というところでしょう。

子供用スマモリの評判と不具合 本当に使えるのかテストしました

イオンモバイル(ASUS ZenFone 5Q)の料金計算

上記のほか、別途請求される電話代を1日1分として加算すると、月額費用は、4697円です。

イオンモバイル(arrows M04)の料金計算

上記のほか、別途請求される電話代を1日1分として加算すると、月額費用は、4607円です。

イオンモバイルの特徴とは?

イオンモバイルは、誕生した当初から、データ通信料が安く、音声通話は割高という傾向があります。例えば、1GBのデータ通信量の追加費用は以下の通りです。

  • 大手キャリア 1000円/1GB
  • イオンスマホモバイル 500円/1GB

TONEモバイル(300円/1GB)は別格としても、イオンモバイルは格安の部類に入ります。1GBあたり500円は、中高生が自己負担できる範囲です。例えば、1GBプランで契約しておき、それ以上は自己負担(おこづかいから引く)としても良いでしょう。その場合の月額費用は、上の計算で用いた4GBプランよりも、300円安くなります。

ネット上ではイオンスマホのネット通信は遅く、低品質だとの評価があります。これは、日本通信の電波網を使用していた頃の評価であり、現在はIIJmio(みおふぉん)通信網に変更されているため、通信速度は改善済みです。しかし、実際の計測結果を見ると、1Mbpsを下回ることもあります。画像つきのサイト閲覧程度は全く問題はないですが、動画や最先端のゲーム(3D画像を使うものや、コンマ1秒の反応を問うもの)では、使いにくさを感じる可能性があります。

大手キャリア>ワイモバイル=UQモバイル(10Mbps前後)>イオンモバイル

イオンモバイルのデメリット

出典:google play

  • 純正の制限フィルターがなく、スマモリ頼み。スマモリは、機種との相性差が著しく口コミ評価は低め(上の画像)。
  • iPhoneが選択できない。

 

イオンモバイルには、子ども向け機種がないため、管理アプリのスマモリを導入する必要があります。スマモリは、子ども向け機種を持たないメーカーが、子ども用に販売するさいに、よく推されるアプリです。しかし、数年以上観察していますが、口コミの点数はかなり低めで、十分な操作感は得られません。ライバルのアプリi-フィルターも同様です。両アプリとも、アンドロイドは機種が多すぎ対応しきれず、iPhoneは外部操作を受け付けない独自の設計に阻まれていると言えます。

結局どのメーカーが良いのか??

ママ友:で?結局どこがいいの??

それを説明してきたつもりですが、確かに複雑ですね。。もしお子さんの勉強時間を気にするなら、金額面でも1位となったTONEモバイルで良いと思います。ゲーム、まんが、LINE、居場所など、中高生に心配な要素は、漏れなく制限できます。居場所管理は、塾から出発したら自動通知ということもできますので、夕食の準備などにも便利です。さらにウィキペディアアプリは見放題のような設定も可能で、非常に教育的なスマホです。

欠点は、①ネット中速無制限、②機種が標準的であること。動画は見られませんし、朝夕を中心に画像が多いサイトは少し待たされることがあり、一部最先端のゲームは十分に機能しない可能性もあります。また、機種は富士通の普及機arrowsM04をベースとしており、iPhoneのような指先の吸いつくようなレスポンスや直感的に動かせるインターフェイスは備えていません。

もし、ネットの快適さやいつでも動画を見られる、どんなゲームでも対応できるという点を重視するならワイモバイルが良いでしょう。格安スマホは電波の安定性や高速通信の面で大手キャリアにはかないませんが、実はワイモバイルとUQモバイルは、親会社がそれぞれソフトバンク、auという点を生かし、ほかの格安スマホにかなりの差をつけています。これは、速度測定の結果からも、筆者のテスト利用からも明らかで、大人も含め気づいた人から、ワイモバイルやUQモバイルに移っているとも言えます。

以上から、迷うならTONEモバイルまたはワイモバイルを選んでください。

 中学・高校生向けスマホ4位 auのミライエf(フォルテ) 月額6313円

親がauのユーザーの場合、選択肢にあがるのが、auのスマホ ミライエf(フォルテ)です。現在、子ども向けの制限機能を内蔵したスマホは、TONEモバイルとauミライエf(フォルテ)に限られます。デザインがやや子ども向けですが、中学生ならば違和感は少ないです。

auミライエf(フォルテ)とTONEモバイルの制限機能の比較です。

ミライエf(フォルテ) TONEモバイル
ゲームの利用と管理 ゲーム1つ1つの使用許可を親が決定できる。 ゲーム1つ1つの使用許可を親が決定できる。さらにゲームごとに、利用可能時間帯・総利用時間を親が設定できる。
LINEの利用と管理 利用の可否を親が決定できる。 利用の可否と、利用可能時間帯・総利用時間を親が設定できる。
音声通話 1分40円(または1回5分以内かけ放題プラン) 1回10分以内かけ放題(または1分20円)
現在地把握 保護者のスマホから可能(有料) 保護者のスマホ・PCから可能(ファミリーオプション200円に含む)。
防犯ブザー あり。ブザー利用時に、自動でカメラを起動し、写真と位置を保護者にメール。 なし
インターネットへのアクセス制限 有害サイトのブロック機能(無料) 有害サイトのブロック機能。全国の公教育と同じ「ALSI」のシステムを利用(100円/月)。
歩きスマホ対策 警告画面が出て、一時的に操作できない。 警告画面が出て、一時的に操作できない。親のメールにも通報。
利用可能時間帯・総利用時間管理 利用可能時間帯・総利用時間管理を設定可能。 利用可能時間帯・総利用時間管理を、アプリごとに設定可能。
その他 人を傷つける言葉を入力すると警告が出る。防犯ブザーは、セコムへの連絡も可能(有料) スマホが壊されない限り、現在の居場所だけでなく、当日の行動経路も確認可能。登録した場所(学校・塾・駅など)への出入りを把握し、自動通知も可能。

ミライエf(フォルテ)とTONEモバイルには、それぞれ特徴があります。

  • ミライエf(フォルテ)の最大の利点は、防犯ブザーが押された場合、セコムへ連絡する設定も可能なことです(有料)。
  • TONEの最大の利点は、ゲーム、まんがなどのアプリごとに、利用可能時間帯または総利用時間を設定できることです。例えばポケモンGOは1日1時間まで、LINEは親の目が届く16時から19時まで、ウィキペディアは24時間利用可能のようにきめ細かい設定ができます。

(参考TONEのアプリごとの管理機能)

au(ミライエf)の料金計算

中高生にはピタッとプラン・スーパーカケホ(1日5分以内かけ放題、データ通信量は量に応じて)が適切で、標準的な4GB使用として、計算しました。機種代の24分割833円を加算すると、月額費用は、6313円です。

なお、大手キャリアの場合、保護者が自分のスマホと同じキャリアを選ぶというケースが多いはずです。その場合、家族割として1500円が割り引かれ、月額4813円となります。

auでミライエ以外を購入した場合

auでミライエ以外、例えばiPhone8を購入した場合、月額料金は7133円となります(ピタッとプラン・スーパーカケホ)。保護者がauの場合、家族割として1500円が割り引かれ、月額5633円となります。

※auではiPhoneSE、iPhone6s、iPhone7は、店舗在庫のみの扱いとなっています。

関連記事

au子供向けスマホ ミライエfの評価〜料金・制限機能〜

中学・高校生向けスマホ5位 ドコモ親子シェアでiPhone7 月額7020円

ドコモのシンプルなスマホは、らくらくスマートフォンシリーズですが、デザイン上、中高生には合わないかも知れません。

ここでは、中高生に不満が出にくいiPhoneを例に取ります。ドコモでは、普及機のiPhoneSEよりもiPhone7の方が安くなっているため、iPhone7で計算しました。

月額費用は3132円に見えますが、保護者が4GB分のデータ通信料を負担しているため、その額3888円を足すと、月額7020円となります。

制限機能が心配ですが、ドコモは、大手キャリアが共同開発したあんしんフィルターを標準装備しており、まずまず安心できます。きめ細かな制限機能では、TONEモバイルやauミライエには及びませんが、フィルターを標準装備しないイオンモバイルより上です。

安心度・きめ細かな管理 メーカー 根拠
AA TONEモバイル アプリごとに利用時間制限ができる唯一の機種
A auミライエf キッズスマホ専用機種で制限機能が充実
B 大手キャリア 統一規格のあんしんフィルターで大まかな管理可能
B ワイモバイル、UQモバイル 大手キャリアの子会社のため、あんしんフィルターで大まかな管理可能。
B イオンモバイルでarrowsM05 arrowsM04は、スマモリとの相性が良い。
C 格安各社 スマモリやiフィルターとの相性は、機種によって格差。

ただし、あんしんフィルターは、iPhoneによるアプリ(ゲーム、動画、まんが、LINE)の導入は管理できず、iPhoneの本体に設定を加える必要があります。iPhoneが得意でない場合、アンドロイドが無難です。なお、あんしんフィルターは、アプリごとの利用時間制限や、学校や塾に出入りしたさいの自動通知機能は備えていません。

中学・高校生向けスマホ6位 ソフトバンク 月額9180円

ソフトバンクが、子どもに適したシンプルスマホを発売しており、緊急ブザーの機能は魅力です。しかし、デザインが中高生向けとは言えず、iPhone SEかiPhone 6sを選ぶと良いでしょう。

  • iPhone SE:約6cm×12cmの超コンパクトサイズ(4インチ)
  • iPhone 6s:約7cm×14cmの片手操作可能サイズ(4.7インチ)

制限機能が心配ですが、ソフトバンクは、大手キャリアが共同開発したあんしんフィルターを標準装備しており、まずまず安心できます。きめ細かな制限機能では、TONEモバイルやauミライエには及びませんが、フィルターを標準装備しないイオンモバイルより上です。

安心度・きめ細かな管理 メーカー 根拠
AA TONEモバイル アプリごとに利用時間制限ができる唯一の機種
A auミライエf キッズスマホ専用機種で制限機能が充実
B 大手キャリア 統一規格のあんしんフィルターで大まかな管理可能
B ワイモバイル、UQモバイル 大手キャリアの子会社のため、あんしんフィルターで大まかな管理可能。
B イオンモバイルでarrowsM05 arrowsM04は、スマモリとの相性が良い。
C 格安各社 スマモリやiフィルターとの相性は、機種によって格差。

ただし、あんしんフィルターは、iPhoneによるアプリ(ゲーム、動画、まんが、LINE)の導入は管理できず、iPhoneの本体に設定を加える必要があります。iPhoneが得意でない場合、アンドロイドが無難です。なお、あんしんフィルターは、アプリごとの利用時間制限や、学校や塾に出入りしたさいの自動通知機能は備えていません。

お子さんが1人で加入する場合(iPhoneSE)

  • ソフトバンクは大量のデータ通信容量への特化が進んでおり、中高生向けの4GBのような設定はありません。
  • iPhone7は、960円高くなります。

家族や別居の親類など3人で加入する場合(iPhoneSE)

  • ソフトバンクは、家族割の対象範囲がかなり広いのが特徴で、3名程度なら現実味があります。
  • ソフトバンクは大量のデータ通信容量への特化が進んでおり、中高生向けの4GBのような設定はありません。
  • iPhone7は、960円高くなります。

関連記事

ソフトバンクのキッズスマホ(子ども・小中学生向け)の選び方

【まとめ】中学生・高校生のスマホ おすすめ機種ランキング

順位 メーカー 月額(機種代24分割含む)
中学・高校生向けスマホ1位 TONEモバイルm17 月額2842円
中学・高校生向けスマホ2位 ワイモバイル 月額4298円
中学・高校生向けスマホ3位 イオンモバイル 月額4607円
中学・高校生向けスマホ4位 auのミライエf(フォルテ) 月額6313円
中学・高校生向けスマホ5位 ドコモ親子シェア 月額7020円
中学・高校生向けスマホ6位 ソフトバンク 月額9180円

最後に、中学・高校生のスマホ選びのポイントです。

中学・高校生のスマホ選びのポイント

中高生のスマホは、LINE・ゲーム・動画・まんがアプリの時間を管理できることが最優先

中学生、高校生は、将来に向けて、もっとも学力がつく時期です。高校受験期には、その子の一生の学ぶスタイルが決まります。そして、高校での学習の深さは、将来の収入やライフスタイルの差に大きく影響します。

子どもたちは、友達の単位で行動しますので、周りの影響を強く受けます。筆者の学習塾講師時代の経験から、学力がつき就職に成功した人と、現在フリーターなどで苦労している人の中学・高校時代は、以下のような差があります。

フリーターなどで苦労している人 学力がつき就職に成功した人
ゲーム パズル系はじめ、時間を大量に消費するゲームに熱中します。 ゲームに費やす時間は限られています。保護者が規制している場合と、本人が自覚している場合があります。
LINE 常にLINEはON。勉強中を含め、再三画面を見ます。

グループトークで、いじめやトラブルに巻き込まれることがあります。

勉強中はLINEをOFFにしています。

夜は親に使わせてもらえないなど、適当な理由をつけ、返信の頻度を調整している傾向があります。

ネット閲覧 掲示板のまとめサイトなど、質が低いメディアをサーフィンする傾向。

動画を、おすすめをもとに連続再生する傾向。

ウィキペディア、ニュースサイトなど、比較的質の高いメディアを見る傾向があります。

勉強関係の調べものに、ネットを使用する傾向があります。

スマホ依存 起床後から、就寝直前まで、学校の授業中を除き、スマホのスイッチを切ることはありません。 塾ではスイッチを切る、友人同士の会話ではスマホを使わないなど、ルールを決めて行動しています。
電車内の行動 定期試験前も、通学の電車内では、ゲームやLINEなどに時間を取られています。 定期試験前は、通学・下校時も、勉強する生徒が大半です。

このような日々の過ごし方の差は、将来に大きな差を生みます。

中高生の将来は、保護者がスマホをどう使わせるかが非常に重要となります。この点では、アプリごとに使用の可否と使用時間をコントロールできるTONE、アプリごとの使用の可否をコントロールできるミライエf(フォルテ)に強みがあります。

TONE、ワイモバイルのサイト

TONEモバイルはネット販売が基本。ワイモバイルは、ネット販売の方が安くなります。au、ドコモに関しては、店頭販売が便利です。

TONEの公式サイト



ワイモバイルの公式サイト

 

スマホ購入時ローンを断られることも

スマホ購入時、au、ドコモでは、独自のローンが利用できますが、支払い遅れがあると、クレジットカードしか利用できなくなります。TONEモバイル、ワイモバイルは、原則クレジットカード払いです。

仕事や収入に関係なく、楽天カードは、審査が通りやすい傾向が強いです(勤め先がない人や独立事業者でも、多少の収入さえあれば、審査通過は十分可能)。ネット完結、収入証明書不要、審査も最短数秒で済みます。自宅配達時に、身分証明書(免許証または写真つきマイナンバーカード)を配達員に見せるだけで、コピーすら必要ありません。

サイト:楽天カード

-子ども向けスマホ

Copyright© 子ども向けスマホ.jp(キッズスマホで安全・学力を守る) , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.