中高生から大人まで、幅広い人気のOPPO A73。このページでは、カメラ性能やレスポンスを購入のうえレビューし、上位機種のReno3A・iPhoneと実機を使って比較しました!
著者 メディア運営を専門とし、IT機器にも詳しいです。国家資格・キャリアコンサルタントとして、統計や根拠の扱いを、一通り学んでいます。
- OPPOは、世界5位の中国のスマホメーカー。日本では、若いスマホ通から火がつき、将来はiPhoneを脅かす存在。性能に比して格安。
- OPPO A73は、定番のReno3A(余裕が進化したスマホ)と、性能を表すスコアは何とほぼ同じ。2万円弱の差額は、カメラ性能、記憶容量(64GB)、音質、防水防塵、おサイフケータイの差です。
- ヌルヌルした操作性はiPhoneに譲りますが、iPhoneとの2台持ちでもときどき触りたくなる完成度にあります。操作画面に楽しい遊びが多く、壁紙と同時に「ボタン」のデザインも変わる機能は、ほかのスマホにないもの。
- 室内、夜間、超望遠でのカメラパフォーマンスは落ちます(ページ内に作例)。
オレンジは和洋の景色になじみ、背が高くスタイリッシュ。非常におすすめです。①カメラ性能さほどこだわらない、②記憶容量は64GBで十分、③音質は標準程度、④防水防塵不要、⑤おサイフケータイ不要という方に合います。(①~⑤が不満な場合はOPPO A73推奨)
- OPPO(オッポ)とは?
- OPPO A73 実機を購入!
- OPPO A73 和洋になじむデザイン、色はダイナミックオレンジがおすすめ
- OPPO A73を購入するなら、どのスマホ会社が安い?
- OPPO A73 カメラの性能は
- OPPO A73のスペック、ベンチマークスコア
- 【比較】OPPO A73 VS OPPO RenoA3を比較すると?
- 【比較】OPPO A73 VS iPhone(11Pro)を比較すると?
- OPPO A73を子ども用(小中高生)のスマホにして制限・管理は可能?
- OPPO A73のデメリットは? もっさりして反応が悪い?
- OPPO A73でデザリング Wi-Fi、Bluetoothとも可能です!
- OPPO A73 音質は?
- OPPO A73 防水機能・おサイフケータイは非対応 便利な2画面、テレビ接続
- 【まとめ】OPPO A73を購入するなら、どのスマホ会社が安い?
OPPO(オッポ)とは?
オッポ(OPPO)は、スマホ通がこぞって推し、口コミ評価でも高得点を連発。若者向けに作られたスマホで、IT機器にくわしい大学生や20代にも選ばれ始めてるのよね?
はい。今後iPhoneの牙城を崩すなら、ズバリこのメーカーです。中高生なら、級友に「スマホ通」を自慢できますし、社会人でも詳しいと思われるはずです。まずは、口コミ評価を見てみましょう。
機種代 | 価格コム 口コミ点数 | |
OPPO A73 | 21,800円 | ★★★★3.9 |
OPPO Reno3A ( 余裕が進化したスマホ) | 32,800円 | ★★★★3.7 |
AQUOS sense4 | 34,800円 | ★★★★4.0 |
Xperia 10 Ⅲ | 36,000円 | ★★★3.0 |
iPhone11(64GB) | 44,640円 | ★★★★4.3 |
iPhone12(64GB) | 73,440円 | ★★★★★4.6 |
※機種代は、イオンモバイルまたはワイモバイルです。iPhone11はapple。
3万円前後のミドルレンジ帯の定番中の定番と言えば、AQUOS sense4。OPPO製品は、それに近い口コミ評価点を獲得しています。
ソニーのXperiaやギャラクシーは、ブランドイメージが良いのですが、実はミドルレンジに弱いことは、スマホに詳しい人なら皆知っています。ある程度スマホに詳しい人なら、ミドルレンジでは、AQUOS sense4やOPPOを推すはずです。
ミドルレンジスマホは、IT関係者でも持つことがある、非常に評判のよいスマホである「AQUOS sense4」を軸に比較するのがコツ。
OPPO A73より、性能を表すスコアが少し良いのが売りですが、横幅があるもっさりしたデザインで、カラーも地味。OPPOの若者向けのデザインにピンと来るなら、OPPOを選んでください。
OPPO A73 実機を購入!
届いたOPPO A73。本体約2万円のスマホのため、不安な方もいらっしゃると思いますが、パッケージから手抜きなし! 文字が虹色に乱反射するこだわりようよ。
はい。自分で購入しても、わくわくするパッケージですし、中高生や新大学生のお子さんへのプレゼントとしても、喜ばれるはずです。
OPPOは、イメージを守るために安っぽいスマホは出さない戦略。値段重視の機種は、わざわざrealmeという別会社から出しています(日本では未発売)。そのため、普及価格帯のA73でも、OPPOとしての基準は、しっかり守られています。
早速開封。付属品は、充電器、イヤホン、透明なカバーです(何と液晶保護シールは、はりつけ済み、さらに透明なカバーがついています!)。
端子は、今後主流となるUSB Type-C。最近のiPhoneやiPadも採用しており、ケーブルが増えません。イヤホンは、FMラジオのアンテナを兼ねます(Bluetoothイヤホンも使用可能)。音については及第点ですが、くわしくはページ内で触れてゆきます。
手に持つと、薄さ、軽さが目立ち、オレンジ色(ダイナミックオレンジ)が美しく、手になじみます。背面は、ほどよいざらつきがあり、手触りがよいです。
背面とならび、質感の決め手となるサイドのボタンは、iPhoneのような金属製ではないですが、細身のため、プラスチック感を感じにくく、合格点です。(サイドのボタンを大きめに作ると、手触りにプラスチック感が出て安っぽくなります。使用感を深く理解した設計で、中国製の悪いイメージは全くありません)
OPPO A73 和洋になじむデザイン、色はダイナミックオレンジがおすすめ
OPPO A73には、壁紙だけでなく「テーマ」が初めからたくさん入ってるのよ。テーマは、ボタンなどのデザインもセットで変わり、壁紙とはまったくレベルが違いますよ!
はい。背景だけ変わる壁紙と、ボタン類も一緒に代わる「テーマ」は、まったくの別物です。OPPO A73の無料テーマは、若者向けの優れたデザインばかり。よいデザインを求めて、ネットを探し回る必要がありません。上はごく一部です。
開封時の予想通り、和になじむデザイン。中高生は気に入るはずですし、大人も間違いなく気に入るはずです。もう1つの選択肢、ネイビーブルーはやや平凡に感じますが、好みの問題かも知れません。
OPPO A73は、テーマのデザインもよいので、周りの景色になじみます。
洋にもなじみます。これも、開封時の第一印象どおりでした。
OPPO A73を購入するなら、どのスマホ会社が安い?
OPPO A73の評価はまだまだ続くようだけど、もし買うなら、どのスマホ会社がいいのかしら?
はい。スマホ会社を選ぶには、まず「電波が通じる」ということが、当然の条件となります。現在は、楽天モバイルのCMをよく見かけますが、楽天はまだ基地局が不十分で「圏外」が発生する状況となっています。
現在、3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は、OPPO A73を扱っていないため、格安スマホ各社から購入することになります。しかし格安スマホ会社は、昼と夕方以降、電波混雑のためつながりにくくなります。とくに上の表で、最低が「0」となっている、楽天モバイル、マイネオ、IIJmio、ビッグローブ、イオンモバイルのau回線、LINEモバイルを選ぶのはおすすめしません。
現在なら、ワイモバイル(ソフトバンクの子会社)、OCNモバイル(NTTの子会社)、UQ(auの子会社)、イオンモバイルのdocomo回線がおすすめです。なお、イオンモバイルは、以前からずっとau回線は不安定でdocomo回線が安定しています。これら各社が強い理由は、大手キャリアやNTTの子会社、または企業規模の大きさです(イオンは、セブン&アイ・HDの6倍の売上高)。
表は横にスクロール可能
電波強度 | OPPO A73 | OPPO Reno3 A | 月1GB | 月3GB | 月5GB | 月7GB | 月10GB | 月20GB | |
大手3キャリア | 非常に強い | × | × | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) |
ワイモバイル (家族割に強み) | 1日中安定 | × | 〇 | 2178円 通話別 | 2178円 通話別 | 3278円 通話別 | 3278円 通話別 | 3278円 通話別 | 3278円 通話別 |
OCNモバイル (NTT子会社) | 1日中安定 | 〇 | 〇 | 770円 通話別 | 990円 通話別 | 1320円 通話別 | 1760円 通話別 | 1760円 通話別 | 4312円 通話別 |
UQモバイル | 1日中安定 | × | 〇 | 2178円 通話別 | 3278円 通話別 | 3278円 通話別 | 3278円 通話別 | 3278円 通話別 | 5360円 通話別 |
イオンモバイル(docomo回線) | 1日中安定 | 〇 | 〇 | 803円 通話別 | 1078円 通話別 | 1298円 通話別 | 1518円 通話別 | 1848円 通話別 | 2178円 通話別 |
楽天モバイル | 圏外が発生 | 〇 | 〇 | 0円 通話別 | 1078円 通話別 | 2178円 通話別 | 2178円 通話別 | 2178円 通話別 | 2178円 通話別 |
その他の格安スマホ各社 | 昼・夕方以降に弱み |
上の料金表のように、OPPO A73(またはOPPO Reno3 A)を購入し毎月利用するなら、ほとんどの通信容量で、OCNモバイルかイオンモバイル(docomo回線)が安くなります(楽天モバイルは考慮せず)。両社とも、大手企業、かつテレビCMに費用を投じていないという共通項があります。
もしもの場合に店舗がある会社がよいなら、イオンモバイルがおすすめです。MMD研究所の2020年11月の調査で、料金部門の満足度1位、通信品質部門の満足度1位を獲得しています。
テレビCMでの安心感で選ぶなら、ワイモバイルです。ワイモバイルは家族割が割安であることが特徴です。UQの2人目以降500円引きに対し、ワイモバイルは2人目以降1188円引きの大盤振る舞いです。家族内で2人目以上ならワイモバイルがおすすめです。
OPPO A73 カメラの性能は
上がOPPO A73で、下がiPhone11Proだけど、OPPO A73は細部が粗い気がするわ。
はい。OPPO A73(2020年11月発売)は、定番のOPPO RenoA3(余裕が進化したスマホ、2020年6月発売)より約1万8000円も安くなっています。しかし、性能を示すAnTuTu ベンチマーク総合スコアは、184,167(RenoA3)に対し、179,399(A73)と完全に互角。アプリなどを処理するスピードや、操作性は差がないことが分かります。
頭脳が同じなのに、なぜ1万8000円も安くできたの?!
はい。同規格のスマホを大幅に値下げする場合、カメラの性能と記憶容量の削減で値段を下げるのが定番です。例えばiPadも、記憶容量で万単位の金額差となりますし、スマホでも同じ規格で安い型番は、カメラを1段階下げるのが普通です(カメラとストレージ周りが高いということです)。実際に、OPPO A73のカメラは、メインカメラの画素数がRenoA3の3分の1となっています。
したがって、次のように言えます。
- 〇 Twitter、LINE、インスタでの投稿や、個人的にスマホで見るための写真。
- × ブログなどPCで大サイズで見られる写真。
なお、iPhone11Proの方が青空がきれいに見えるのは、カラーの自動補正が入ったものです。iPhoneは実はレンズが良いわけでなく、補正に優れており、シーンによって「インスタ映え」するように強い補正をかけています。気になる場合、カラーを強めにすれば、大差はありません。
なお、ダズルカラーモードをオンにしておくと、常に強めの補正をかけてくれます。
ランチをお店の奥の方で撮ったようね。上がOPPO A73で、下がiPhone11Proだけど、OPPO A73はスープの感じが少し不自然な気がするわ。
はい。カメラは光が少ないと、性能差が出ますので、ここではレンズや画像処理にお金をかけたiPhone11Pro(価格は10万円以上)に軍配が上がった感があります。光量の限界があり、調整は難しかったようです。
OPPO A73は、室内には少し弱いと言えます。(ランチやデザートを撮影する場合、窓際の席を取るのがコツです)
上がOPPO A73で、下がiPhone11Proだけど、OPPO A73はやはり少し粗いけど、光量が少ない夜間にしては大健闘ね?
はい、その通りです。夜景はコンパクトデジタルカメラでも、手持ちではうまく撮れないことが多いですが、2万円を切るスマホとしては大健闘です。ただ、OPPO A73は細部が粗いうえに、拡大すると少し手振れを起こしていることが分かります。
夜景を撮る場合、手振れが起きる前提で、セルフタイマーか、タッチモードで、数枚撮影するのがおすすめです。また、夜景モードに変えると、仕上がりが良くなります。
なお、ズームはiPhone同様10倍まで寄ることができますが、画像ははっきりと粗くなります。
OPPO A73のカメラのポイント
- ディテールの再現度が弱め。室内や夜間は撮り方にひと工夫必要で。ズームは10倍だが粗い。
- Twitter、LINE、インスタなど、スマホで見せる場合は、鮮やかで問題のない画質。
- ブログやiPadなど、大きいサイズで見せる場合は、数枚撮影したうえ、画質調整も必要。
カメラは10万円以上のiPhoneとは差が出るけど、2万円台の機種としては大健闘ということね?
はい、その通りです。初めてスマホを持つ中高生なら不満は感じませんし、画質にこだわりがなければ、大人でも十分に使えます。ただし、常に光量を気にすると、よりよい写真が撮れます。
このように、屋外では、特別な注意なしで完成度の高い写真が撮れます。OPPO A73は、デフォルトの4:3以外にも、正方形、16:9、フルフレームの選択が可能です。
OPPO A73のスペック、ベンチマークスコア
OPPO A73のレスポンスや頭脳はどうなのかしら?
はい。現在スマホのレスポンス(反応の機敏さ)や頭脳(地頭)は、AnTuTu(アンツツ)ベンチマーク総合スコアで測るのが普通です。AnTuTuベンチマーク総合スコアは、演算や描画能力などスマホの総合力を表す数値です。なお、重いゲームや動画再生時には重要ですが、サイト閲覧、SNSでは全く気にしなく構いません。
AnTuTuベンチマーク総合スコアを見れば十分ですが、SoC(スマホの能力を決める半導体チップ)も参考になります。
SoC(半導体チップ)の代表格は、米国製のSnapdragon(通称スナドラ)。あとに続く数字は、サイト閲覧、動画、パズルや2Dゲームなら600前後で十分ですが、3Dなど重いゲームでは、800前後が安心です。
機種代 | 価格コム 口コミ点数 | AnTuTuベンチマーク 総合スコア | SoC(数値に注目) | |
OPPO A73 | 21,780円 | ★★★★4.1 | 179399 | Snapdragon 662 |
OPPO RenoA3 | 39,380円 | ★★★★3.8 | 184167 | Snapdragon 665 |
AQUOS sense4 | 38,280円 | ★★★★4.1 | 273594 | Snapdragon 720G |
Xperia 10 II | 28,800円 | ★★★★3.5 | 175272 | Snapdragon 665 |
iPhone11(64GB) | 71,280円 | ★★★★4.3 | 564310 | Apple A13 Bionic |
iPhone12(64GB) | 92,880円 | ★★★★★4.7 | 576389 | Apple A14 Bionic |
OPPO A73のAnTuTuベンチマーク総合スコアは、約18万。上位機種のOPPO RenoA3とほとんど変わりません。カメラ性能と記憶容量(RenoA3は128GBだが、A73は64GB)の差により、2万円近い値下げを実現できていることになります。
また、OPPO A73のSoC(半導体チップ)である、Snapdragon(スナドラ)のバージョンは662。理屈上は、パズルや2Dゲームしかできません。では、実際に高負荷3Dゲームとして知られる『黒い砂漠』をダウウンロードするとどうなるでしょうか?
写真のように、ダウンロード、プレイ(移動、戦闘、細かい操作)とも全く問題ありませんでした。ただ、プレイはできても、ロード時に落ちることがあるという口コミもあり、本格的に遊びたい場合は、Snapdragon800クラスの高額スマホや、iPhone11、12などがおすすめとなります。
ゲームについては、下の方でも、よりわかりやすく説明します。
【サイズ】縦: 約159.8mm、横: 約72.9mm、厚さ: 約7.45mm、質量: 約162g
ヒント 薄型かつ、非常に軽いです。保護ケースをつけると、やや厚みが出ます。
【メモリ】4GB RAM + 64GB ROM、RAM タイプ: LPDDR4X、ROM タイプ: UFS 2.1
外部メモリ:microSDXC 最大256GB、USBバージョン: USB 2.0、USB OTG:対応
ヒント 64GBは、動画やアプリを大量に保存するには向きません。その場合、上位機種のOPPO RenoA3(128GB)がおすすめです。
【画面】有機EL、ディスプレイサイズ: 6.44 インチ
スクリーン素材: Corning®Gorilla®Glass 3、画面占有率: 90.7%、解像度: FHD+(2400×1080)、リフレッシュレート:最大60Hz、タッチサンプリングレート:(通常)135Hz/(ゲーム)180Hz、色数:1600万色(8ビット)、色域:(P3) 96.7% NTSC / (sRGB) 70.8% NTSC、画素密度:408 PPI、コントラスト比: 100000:1 (標準)、輝度:通常時の最高輝度 430nit(標準)、ピーク時の最高輝度 600nit (HBM)、表示方式:
ヒント 有機ELはiPhoneでも10(X)以降で採用の最新技術。鮮やかで見やすい画面かつ、ブルーライトが少なくなります。
【カメラ】アウトカメラ:超広角レンズ搭載4眼カメラ
メイン:1600万画素・F値2.2、超広角:800万画素・F値2.2・画角119°、モノクロ:200万画素・F値2.4、ポートレイト:200万画素・F値2.4、インカメラ:1600万画素・F値2.2・AI ビューティー、手ブレ補正:インカメラは非対応、アウトカメラは電子式手ブレ補正
カメラモード: 写真、ビデオ、エキスパート、パノラマ、ポートレート、夜景、タイムラプス動画、スローモーション動画、Googleレンズなど
画像サイズ:アウトカメラ(標準時)46243468(4:3)/34723472(1:1)/46242080(フル)/46242600(16:9)、インカメラ (標準時)46243468(4:3)/34723472(1:1)/46242080(フル)/46242600(16:9)
ヒント カメラは1600万画素で、上位機種のOPPO RenoA3の3分の1。2万円近い価格差は、ズバリ、カメラ性能と記憶容量です。細部が少し粗くなります。
【動画】アウトカメラ:1080P/720P@30fps・電子式手ブレ補正、インカメラ:1080P/720P@30fps、スローモーション・720P@120fps (アウトカメラのみ)
【性能】CPU/GPU CPU: Qualcomm® Snapdragon™ 662、オクタコアCPU: 4×2.0GHz+4×1.8GHz、GPU: Adreno 610、センサー:磁気センサー、近接センサー、光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、ステップカウント機能対応、OS:ColorOS 7.2(based on Android™ 10)
ヒント スナドラ662という数値は、サイトや動画の閲覧、パズルや2Dなどの標準的なゲームに十分対応します。描画負荷が高い最新の3Dゲームは厳しいですが、例えば高負荷3Dゲームとして知られる『黒い砂漠』は、プレー自体は十分可能です。
【バッテリー】4000mAh(標準)、急速充電:QuickCharge 3.0(9V/2A)
ヒント 連続待ち受け時間は380時間です。通常の使用なら数日持ちます。急速充電では、わずか15分で、25%以上充電できます。
【生体認証】ディスプレイ指紋認証、顔認証
ヒント マスクでも便利な指紋認証があります。感度は良好です。
【ネットワーク、通信方式】SIMカードタイプ: nanoSIM、eSIM、USBポート: Type-C™、イヤホンジャック: 3.5mm
GSM: 850/900/1800/1900MHz、WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19、FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28、TD-LTE: Bands 38/41、通信方式 WLAN: 802.11a/b/g/n/ac; WLAN 2.4G/WLAN 5G/WLAN ディスプレイ、Bluetooth®: 5.0、Bluetooth® オーディオコーデック: SBC, AAC, APTX、位置情報 GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS
ヒント SIMカード不要のeSIM対応で、開通や移転が容易です。通常のnanoSIMも使用できますので、例えばeSIMを楽天モバイル、通じないときにnanoSIMでイオンモバイルといった使い分けが可能です。
【FMラジオ】対応(有線イヤホン装着時)
ヒント FMラジオは有線イヤホン接続時のみ。イヤホンの性能は、付属品としては上出来です。なお、Bluetoothイヤホンももちろん利用できます。
【付属品】スマホ本体×1、ACアダプター×1、イヤホン×1、USB Type-C™ データケーブル×1、SIMカードスロット用ピン×1、安全ガイド×1・クイックガイド×1、保護フィルム(貼付済み)×1、保護ケース×1
感心するのは、保護フィルムが初めから貼り付けてあり、透明で柔らかタイプの保護ケースも付属すること! スマホを買ったあと、Amazonで評判を調べて、苦労して貼り……といった苦労から解放されますね。
【比較】OPPO A73 VS OPPO RenoA3を比較すると?
OPPO A73と、定番のOPPO RenoA3を比べると、どうなのかしら?
機種代 | 記憶容量 | 価格コム 口コミ点数 | AnTuTuベンチマーク 総合スコア | SoC(数値に注目) | |
OPPO A73 | 39,380円 | 64GB | ★★★★4.1 | 179399 | Snapdragon 662 |
OPPO RenoA3 | 21,780円 | 128GB | ★★★★3.8 | 184167 | Snapdragon 665 |
※機種代は、イオンモバイルです。
はい。約18,000円の金額差があるのですが、レスポンスや頭脳(地頭)を表すAnTuTuベンチマーク
総合スコアは、ほぼ互角。半導体チップ(SoC)も、Snapdragon662と665で性能に大差がありません。まずは、記憶容量とカメラ性能の差が、価格差となります。
例えばiPadでは、同じ機種でも記憶容量(ストレージの容量)を下げれば、2万円近い差になります。iPad Airでは、64GBが69,080円、256GBが87,780円です。
また、スマホの製造費の内訳として、カメラまわりは高額となります。例えば、iPhone11 Pro Maxの製造原価は約490ドルと推定されますが、コスト1位はカメラの約74ドル(約8,000円)です。
コスト1位はカメラ、コスト2位は半導体チップ(SoC)、コスト3位はストレージ(不揮発性メモリ)です。OPPO A73と、定番のOPPO RenoA3は、半導体チップは同等と分かっていますので、価格差は、カメラ、記憶容量(ストレージ)にもっとも影響します。
上記のほか、OPPO A73と、定番のOPPO RenoA3は、デザインの方向性、音質、防水・防塵性能、おサイフケータイの有無にも差があります。
結論として、下の式が成り立ちます。
OPPO RenoA3 ー(記憶容量、カメラ性能、音質、防水・防塵性能、おサイフケータイ)= OPPO A73
性能事態に大きな差はなく、デザインと上の機能差が選ぶポイントです。
OPPO A73のカメラの性能 スマホで見るならOK。拡大やインスタ映えならRenoA3も候補。
OPPO A73の写真は、スマホサイズで見る限り問題はないけど、PCやiPadで見ると、細部が粗い気がするわね。
はい。OPPO A73(2020年11月発売)は、定番のOPPO RenoA3(余裕が進化したスマホ、2020年6月発売)に比べ、メインカメラの画素数が3分の1です。
昼間撮影した写真をスマホで見る分には問題ありませんが、PCやiPadで拡大すると、やや大味に見えます。
また、光量が少ない室内の写真はやや描写が落ち、PCやiPadで見ると、物足りなさを感じる可能性があります。PCやiPad向けの写真ブログを持ちたい方や、インスタグラムでたくさんのいいねを集めたい方なら、OPPO RenoA3の方がおすすめです。
ただし、ランチの撮影なら窓際に座ることで光量が増え、相当カバーできます。人物撮影も、窓に近い場所なら、インスタ映えが可能です。
OPPO A73の記憶容量(ストレージ) 動画をたくさん撮り、オンラインストレージもイヤな方以外、OPPO A73でOK
OPPO A73は、お買い得な分、記憶容量が64GBで少し少なめな点がポイントね。
機種代 | 記憶容量 | 価格コム 口コミ点数 | AnTuTuベンチマーク 総合スコア | SoC(数値に注目) | |
OPPO A73 | 21,780円 | 64GB | ★★★★4.1 | 179399 | Snapdragon 662 |
OPPO RenoA3 | 39,380円 | 128GB | ★★★★3.8 | 184167 | Snapdragon 665 |
はい、その通りです。記憶容量(ストレージ)は、例えばiPhoneの製造コストでは、カメラ、半導体チップ(SoC)に次ぐ第3位と推定され、費用がかかります。そのため、OPPO RenoA3の半分の64GBとなっています。
容量の目安
- 64GB 通常の使用には十分です。写真や音楽もOK。ただし、動画を多数保存したり、3Dの高度なゲームには向きません。例えば『黒い砂漠』は最低でも6.2GBのストレージを食います。
- 128GB 動画を多数保存したり、高度なゲームをいくつかインストールしたい人向けです。
64GBの場合、写真だけで埋めつくす場合約6万枚記録できます。音楽なら約6500曲、動画なら約17時間です。ただし、各種アプリが占める容量や、余裕を持たせるために空けておくべき容量もあり、写真・動画・音楽用に使えるのは、3分の1程度と考えておきます。
写真や音楽は問題になりにくいですが、動画を大量に保存するつもりの場合注意が必要です。例えば10分の動画を30本保存すると約6時間となり、64GBなら、3分の1が埋まってしまいます。ただし、Googleのオンラインストレージサービス(=プライバシーを守りつつネット上に保存)は、100GBを月250円程度で利用できます。
動画をガンガンとりたいけど、いちいちオンラインストレージに出し入れするのは面倒、という方はOPPO RenoA3の方がいいわね。
OPPO A73はレザー風
OPPO A73はレザー風のデザインで、ちょっと大人向けね。でもオレンジなら、中高生や女性も大丈夫よ。
機種代 | カラー | スタイル | 質感 | ポイント | |
OPPO A73 | 21,780円 | ・オレンジ ・ネイビー | ・縦長スリム ・やや直線的 | ・ザラザラ ・温かい | レザー調 |
OPPO RenoA3 | 39,380円 | ・ブラック ・グラデーションホワイト | ・縦長スリム ・曲線的 | ・つるつる ・冷たい | 背面に入る光の反射 |
OPPO A73は、スリムな縦長で、角を除くと、比較的直線的なデザインです。
ネイビーはやや大人っぽいデザインですが、男子なら中高生でも気に入るでしょう。
OPPO RenoA3は、曲線を強調し、光沢があり、さらに背面に入る光の反射をポイントとしたデザインです。縦長でスリムな点は、OPPO A73と変わりません。
OPPO Reno3 A ブラック
— Kokuno@くろ (@kokuno_5) May 3, 2021
相変わらず背面の反射美しい〜!! pic.twitter.com/Zc0yk2tsWD
これからよろしくね(•ө•)♡
— ウェブへい@新潟在住SEOアフィリエイター (@webhey_n) April 25, 2021
OPPO Reno3 A(≧▽≦) pic.twitter.com/B84T0h5zgU
OPPO A73の音はやや安っぽいが、ボーカルの表現がよく疲れにくい
OPPO A73と定番のOPPO RenoA3の違いは、①カメラ性能、②記憶容量(ストレージ)、③デザイン、④音質、⑤防水・防塵機能、⑥おサイフケータイよね? 音質はどうなの?
はい。音質については、このあとの項目でわかりやすく説明しますが、結論から言えば、やや安っぽい音です。ただ、ボーカル、ピアノ、音が高いドラムなど中音域がきれいに響き、疲れにくい音で、決して悪い音ではありません。
【比較】OPPO A73 VS iPhone(11Pro)を比較すると?
OPPO A73を、iPhone(11Pro)と比較したデータね。機種代は4倍だけど、どの程度の差があるのかしら?
機種代 | 価格コム 口コミ点数 | AnTuTuベンチマーク 総合スコア | SoC(半導体チップ) | |
OPPO A73 | 21,780円 | ★★★★4.1 | 179399 | Snapdragon 662 |
iPhone11Pro(64GB) | 84,480円 | ★★★★4.1 | 549559 | Apple A13 Bionic (Snapdragon888相当) |
※機種代は、イオンモバイル(OPPO)、docomo(iPhone)
はい。スペックを見ると、OPPO A73は、サイト閲覧、動画、パズルゲーム、2Dゲームに十分とされるSnapdragon662です。Apple A13 Bionic搭載のiPhone11Proは、3Dゲームはじめ何でもできるSnapdragon888相当です。(iPhone11無印も同じ、iPhone12はApple A14Bionicだが、似た性能)
ミドルレンジスマホ(3万円前後)で定評を得ているAQUOS sense4がSnapdragon 720Gですので、客観的には次のように言えます。
- OPPO A73 レスポンスや操作性を決める頭脳(地頭)は、ミドルレンジのさらにまん中程度だが、重い3Dゲームとされる『黒い砂漠』が稼働するなど、動きは決して悪くなく、サクサク感がある。
- iPhone11Pro 頭脳(地頭)は、ハイエンドスマホのさらにトップ。あらゆるゲームに対応し、サクサク、ヌルヌルした操作性が特徴。
ヒント ヌルヌル感とは、カクカクの反対語で、カクカクせずに、連続的にスムーズに動くの意味。
なるほど。さすがスマホの王様といえるiPhoneね。でも、トップオブトップの3Dゲームをプレーしたいのでなければ、iPhoneは過剰装備とも言えるわね。
はい、その通りです。サイト閲覧や動画視聴程度なら、Snapdragon600で十分。差がつくのは、高度な3Dゲームや写真の質です。iPhoneは写真全般に優れていますが、写真ならOPPO RenoA3(OPPO A73の上位機種)を選べばよいでしょう。
oppo Reno3 aで撮った(≧▽≦)
— ウェブへい@新潟在住SEOアフィリエイター (@webhey_n) May 1, 2021
良き!!
良き画質!! pic.twitter.com/poMSfvfm8F
高度な写真・動画撮影をしたい方に
iPhone(11以降)の売りである、手持ちの夜景撮影や歩きながらの動画撮影も、OPPO RenoA3なら十分対応します。ただし、OPPOの電子式手振れ補正に対し、歴代iPhoneの光学式手振れ補正の方が画像がきれいになります。とくに夜景の場合、イメージセンサーという部品がカギになりますが、iPhoneは、世界最高評価のSONY製イメージセンサーを、高額の費用を投じて搭載しています。手持ちの夜景撮影に力を入れたいなら、iPhoneがおすすめです。
OPPO A73 | OPPO RenoA3 | iPhone11以降 | |
昼間の風景 | 〇 | 〇 | 〇 |
室内撮影 | △窓際推奨 | 〇 | 〇 |
夜景 | △セルフタイマー推奨 | 〇 | ◎ |
歩きながらの動画 | △ | 〇 | ◎ |
なるほどね。いろいろ分かってきたけど、実際にOPPO A73と
iPhone11Proを両方持った感想を知りたいわ。
はい。スマホを2台持ちしたことのある方ならわかるはずですが、使い勝手や操作性に大きな差があると、片方をほとんど使わなくなってしまいます。結論から言うと、iPhone11Proを持っていても、OPPO A73は使います。それだけの完成度にあります。
OPPO A73の良い点は、重さが軽く、縦長である点です。サイトや動画を見る場合、重さはかなり操作感に影響しますし、縦長はスクロールの手間が少なく、大変便利です。
- OPPO A73 159.8mm(高さ)×72.9mm(横幅)×7.45mm(厚さ)、重さ162g
- iPhone11Pro 144mm(高さ)×71.4mm(幅)×8.1mm(厚さ)、重さ188g
ただし、iPhoneの無印の場合、重さの面ではOPPO A73に並びますが、高さはやはり低いです。高さが低いと野暮ったさが出ますので、中高生や20代ならOPPO A73のデザインを好む可能性があります(iPhoneのブランド力を抜きにすれば)。
- iPhone12 146.7mm(高さ)×71.5mm(幅)×7.4mm(厚さ)、重さ162g
OPPO A73もiPhone11Proもサクサク操作できるのですが、iPhone11Proにはさらにヌルヌル感(カクカクの反対語。カクカクせずに、連続的にスムーズに動くの意味)があります。そのため、時間が経つのを忘れるような没入感では、iPhone11Proに軍配が上がります。
しかし、没入感は何時間もスマホを使うことにつながるため、中高生に与えるのはおすすめしません。また、大人が使うにしても、1日中スマホを触っていたいという方でなければ、OPPO A73は十分と言える操作感があります。
価格差は3倍。将来、iPhoneを脅かすのはOPPOではないかと、筆者は思います。これが使ったうえでの正直な感想です。
機種代 | SoC(半導体チップ) | 向いている人 | |
OPPO A73 | 21,780円 | Snapdragon 662 | ・安くハイコスパでデザインの良いスマホを探している。 ・持っていて楽しく愛着がわくスマホがよい。 ・若い人に好まれる縦長のデザインがよい。 ・写真にさほどこだわらない(昼間の屋外がメイン、カメラを持っている、メインスマホのサブ機) ・3Dゲームをしたい(スナドラ662ですが重いゲームである『黒い砂漠』も動きます。ただしロードなど多少待つ可能性) ・動画やゲームをさほど保存しない(記憶容量64GBしか選択肢がないため) |
OPPO RenoA3 | 39,380円 | Snapdragon 665 | ・安くハイコスパでデザインの良いスマホを探している。 ・持っていて楽しく愛着がわくスマホがよい。 ・若い人に好まれる縦長のデザインがよい。 ・写真にこだわる(昼間、室内、標準的な夜景撮影、歩きながらでない動画撮影) ・3Dゲームをしたい(スナドラ665ですが重いゲームである『黒い砂漠』も動きます。ただしロードなど多少待つ可能性) ・動画やゲームを保存する |
iPhone11Pro(64GB) | 84,480円 | Apple A13 Bionic (Snapdragon888相当) | ・重い最先端の3Dゲームをストレスなく楽しみたい ・夜景や歩きながらの動画もきれいに撮影したい ・ヌルヌル感(カクカクの反対語。連続的にスムーズに動くの意味)を楽しみ、スマホに没入する感覚を得たい。 |
OPPO A73を子ども用(小中高生)のスマホにして制限・管理は可能?
OPPO A73をうちの子に与えて、制限は管理は可能なのかしら?
はい。Googleの機能を使い、曜日別の利用時間、アプリの許可など、最低限の制限・監理なら可能です
OPPO A73を購入したら、お子さんに渡す前に、お子さん専用のGoogleアカウントを設定します。小学生の場合、親がパスワードも含め、子のGoogleアカウントを作成することが推奨されています(画像)。中高生の場合、プライバシーの問題もあるので、原則としてお子さんに、自分自身でGoogleアカウントを作成させます。
設定から「保護者による利用制限」に進みます。できることは、利用時間(曜日ごと)の制限と、アプリの管理と説明されています。以下「お子様」を選び、指示通りに進みます。親は、自分のGoogleアカウントを持っていればよく、androidでもiPhoneでも構いません。
なお、ときどき誤解されますが、OPPO A73のキッズスペースは、親のスマホを子どもに一時的に貸し出すときに使用します。例えば、30分以内、ニュースだけ見てねというように、渡すことができます。おもに幼稚園児や小学生の子守りや、スマホのトレーニングに使う機能です。
OPPO A73のデメリットは? もっさりして反応が悪い?
OPPO A73のデメリットはどの辺なの? もっさりして反応が悪いみたいな口コミは見たけど。
はい。実際に使ってみると、もっさりして反応が悪い、ということはないです。
このように、3Dのリアルタイム戦闘シーンもこなすようなスペックですので、サイト閲覧や通常のアプリ程度で、馬脚を露すことはありません。
昨日からOPPOのA73使い始めた
— KINARI (@pon_kina_518) May 1, 2021
初OPPOだけど、想像以上に快適
OPPO A73のデメリットは、5つあります。カメラ性能が標準程度、記憶容量(ストレージ)が64GB、音質が標準程度、防水・防塵機能がないこと、おサイフケータイ機能がないことです。
カメラの画像は、昼間撮影したものをスマホで見る限り問題がありませんが、室内や夜景はひと工夫必要です。
光量の少ない室内では、描写力が落ちるため、ランチを撮影する場合、できれば窓際を取りたいです。また、夜景は夜景モードを使ったり、セルフタイマーで手振れを防ぐ工夫が必要です。
記憶容量(ストレージ)は、64GBです。写真や音楽は、さほど重くなく問題はないですが、動画をは要注意です。例えば、動画(10分)を30本保存すると約6時間となり、OPPO A73で自由に使えるストレージである約20GB分が埋まってしまいます(残りの3分の2は、そのほかのアプリの稼働用や、動作をスムーズにする予備として空けておきます)。3Dゲームを複数同時に進めたい方も、要注意です。
※ただし、動画なら、Googleのオンラインストレージサービス(=プライバシーを守りつつネット上に保存)100GBを、月250円程度で利用できます。
また、OPPO A73には、有線イヤホンが付属品としてついています(Bluetoothイヤホンも使用可)。付属品のイヤホンは、品質自体特に悪くなく即戦力になりますが、本体の出す、音質自体に多少難があります。
結論から言えば、やや安っぽい音です。ただ、ボーカルや中音域に力点が置かれており、肉声、ピアノ、高音のドラムスは非常にきれいに鳴ります。好きな人は好きな音でしょう。長く聴いていても疲れない音です。しかし、低中高音域をバランスよく再現するiPhoneと比べれば、はっきり劣ります。これは、3倍の価格差を考えれば、仕方のない部分です。
カメラ、記憶容量(ストレージ)、音質、防水・防塵機能、おサイフケータイ機能以外は大丈夫?
機種代 | 価格コム 口コミ点数 | |
OPPO A73 | 21,780円 | ★★★★4.1 |
OPPO RenoA3 | 39,380円 | ★★★★3.8 |
AQUOS sense4 | 38,280円 | ★★★★4.1 |
Xperia 10 II | 28,800円 | ★★★★3.5 |
iPhone11(64GB) | 71,280円 | ★★★★4.3 |
iPhone12(64GB) | 92,880円 | ★★★★★4.7 |
はい。OPPO A73は、ミドルレンジ(3万円前後)のスマホの王者ともいえる、AQUOS sense4と並ぶ口コミ評価です。実際の使用感(操作性、スムーズさ)も良好で、かなりお買い得と言えます。
防水・防塵機能がないのは気になる方もいるかも知れませんが、とにかく価格が安いため、万一のことがあれば買いかえればよい、という考え方です。保険代わりに、月千円積み立てるようにすれば、2年とかからず、機種代は貯まります。
OPPO A73でデザリング Wi-Fi、Bluetoothとも可能です!
OPPO A73でデザリングはできるの?
はい。PCやiPadなどを、スマホを通じてつなぐ、デザリングが可能です。便利なのは、Wi-Fi、USB、Bluetoothのすべてが可能なこと。
2台持ちの方は、OPPO A73をBluetooth、サブ機をWi-Fiのように使い分けることもできます。Wi-Fi接続の方がバッテリー消耗が激しいため、バッテリーを温存したい方をBluetoothとするのがおすすめです。なお、USB接続は使う方は少ないと思いますが、接続自体は安定します。
実際の使用感としては、Bluetooth、Wi-Fiとも途切れることはほとんどなく、トラブルもほとんどありません。
OPPO A73 音質は?
OPPO A73の音質はどうなのかしら?
機種代 | 価格コム 口コミ点数 | |
OPPO A73 | 21,780円 | ★★★★4.1 |
OPPO RenoA3 | 39,380円 | ★★★★3.8 |
AQUOS sense4 | 38,280円 | ★★★★4.1 |
Xperia 10 II | 28,800円 | ★★★★3.5 |
iPhone11(64GB) | 71,280円 | ★★★★4.3 |
iPhone12(64GB) | 92,880円 | ★★★★★4.7 |
はい。OPPO A73は、定番のOPPO RenoA3(余裕が進化したスマホ)より、約18000円も安くなっています。その分削られているのが、カメラ性能、記憶容量(ストレージ)、音質、防水・防塵機能、おサイフケータイです。
OPPO A73には、有線イヤホンがついてきます。これはFMラジオのアンテナを兼ねるためであり、Bluetoothのイヤホンも使えますので、そこはご安心ください。
音質は、結論から言えば、普通程度です。iPhoneと比べると、ややトーイチック(おもちゃ風)で軽いと感じるはずです。しかし、ボーカルつきの曲をかけると、印象は変わるはずです。ボーカルを含む中音域がきれいに鳴り、音の空間的な広がりがはっきり感じられます。
一言でいえば、ホールでライブを聴いているような音です。細部の表現には劣りますが、聴いていて疲れない、軽快な音であるのも特徴です。あまり干渉してこない音のため、作業や勉強のBGMには向いています。筆者はiPhoneも持っていますが、BGMにはOPPO A73を使います。
OPPO A73 防水機能・おサイフケータイは非対応 便利な2画面、テレビ接続
OPPO A73の防水機能はどうなのかしら?
はい。防水・防塵対応はしていません。そのため、防水・防塵機能を求める場合、OPPO Reno3 Aがおすすめです。IP6X(説明)/IPX8(説明)という規格に対応しています。
また、おサイフケータイには、対応していません。
OPPO A73は、上のスクショのように、2画面分割も便利です。Google検索を開きながら、メール(Gmail)を下半分で開き、相互にコピペも可能です。
テレビ接続も可能です。現在、テレビの映像入力端子はHDMI端子で統一されています。OPPO A73側は、最新式のUSB Type-Cです。したがって、HDMI端子とUSB Type-Cの接続コードがあればOKです。Amazonでのベストセラーは、下の商品です。
これさえあれば、旅先のテレビや、友人宅のテレビでも使用できます。本来は無線接続が便利なのですが、接続には対応した機材が必要です。
- Miracast対応テレビ テレビ自体に機材が内蔵されている。
- Android TV テレビ自体に機材が内蔵されている。
- Chromecast(8000円前後)
- Fire TV Stick(7000円前後)
【まとめ】OPPO A73を購入するなら、どのスマホ会社が安い?
OPPO A73に決めたわ。買うなら、どのスマホ会社がいいのかしら?
はい。スマホ会社を選ぶには、まず「電波が通じる」ということが、当然の条件となります。現在は、楽天モバイルのCMをよく見かけますが、楽天はまだ基地局が不十分で「圏外」が発生する状況となっています。
現在、3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は、OPPO A73を扱っていないため、格安スマホ各社から購入することになります。しかし格安スマホ会社は、昼と夕方以降、電波混雑のためつながりにくくなります。とくに上の表で、最低が「0」となっている、楽天モバイル、マイネオ、IIJmio、ビッグローブ、イオンモバイルのau回線、LINEモバイルを選ぶのはおすすめしません。
現在なら、ワイモバイル(ソフトバンクの子会社)、OCNモバイル(NTTの子会社)、UQ(auの子会社)、イオンモバイルのdocomo回線がおすすめです。なお、イオンモバイルは、以前からずっとau回線は不安定でdocomo回線が安定しています。これら各社が強い理由は、大手キャリアやNTTの子会社、または企業規模の大きさです(イオンは、セブン&アイ・HDの6倍の売上高)。
表は横にスクロール可能
電波強度 | OPPO A73 | OPPO Reno3 A | 月1GB | 月3GB | 月5GB | 月7GB | 月10GB | 月20GB | |
大手3キャリア | 非常に強い | × | × | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) | 2970円 (ahamo) |
ワイモバイル ※家族割が格安 | 1日中安定 | × | 〇 | 2178円 通話別 | 2178円 通話別 | 3278円 通話別 | 3278円 通話別 | 3278円 通話別 | 3278円 通話別 |
OCNモバイル | 1日中安定 | 〇 | 〇 | 770円 通話別 | 990円 通話別 | 1320円 通話別 | 1600円 通話別 | 1760円 通話別 | 4312円 通話別 |
UQモバイル | 1日中安定 | × | 〇 | 1628円 通話別 | 1628円 通話別 | 2480円 通話別 | 2480円 通話別 | 2480円 通話別 | 3480円 通話別 |
イオンモバイル(docomo回線) | 1日中安定 | 〇 | 〇 | 1078円 通話別 | 1298円 通話別 | 1518円 通話別 | 1738円 通話別 | 2068円 通話別 | 2398円 通話別 |
楽天モバイル | 圏外が発生 | 〇 | 〇 | 0円 通話別 | 1078円 通話別 | 2178円 通話別 | 2178円 通話別 | 2178円 通話別 | 2178円 通話別 |
その他の格安スマホ各社 | 昼・夕方以降に弱み |
上の料金表のように、OPPO A73(またはOPPO Reno3 A)を購入し毎月利用するなら、ほとんどの通信容量で、OCNモバイルが1番安く、イオンモバイル(docomo回線)が2番目に安くなります(楽天モバイルは考慮せず)。両社とも意外かもしれませんが、大手企業、かつテレビCMに費用を投じていないという共通項があります。
なお、OCNモバイルには窓口がなく、もしもの場合に店舗がある会社がよいなら、イオンモバイルで決まりとなります。MMD研究所の2020年11月の調査で、イオンモバイルは料金部門の満足度1位、通信品質部門の満足度1位を獲得しています。
テレビCMでの安心感で選ぶなら、ワイモバイルかUQモバイルです。ワイモバイルは家族割が割安であることが特徴です。UQの2人目以降500円引きに対し、ワイモバイルは2人目以降1188円引きの大盤振る舞いです。したがって、ひとり暮らしならUQモバイル、2人以上ならワイモバイルがおすすめです。
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