学力・教育・塾

【危険】小学生にスマホ デメリットと悪影響を教育の立場から

更新日:

小学生にスマホを与えるデメリットは、勉強時間が減る、危険な誘い、視力低下の心配、そもそもお金がかかるなどさまざまです。この記事では、小学生がスマホ(キッズスマホ)を持つことの危険性や悪影響を、教育の立場から明らかにします。

  • 筆者:教育業界20年。小学生は通常クラスから受験クラスまで、授業担当や担任の経歴があります。

広告

小学生にスマホを与えるデメリットは6つ

小学生にスマホを与えるデメリット。どんなものが思い浮かびますか?

ゲームに熱中して、勉強時間が減る! 目が悪くなる! 怪しい人からの怖い誘いもあるかも。。

のちのちは、有害サイトに、LINEのトラブル。。いいことなんて1つもないかも!

そうですね。いずれも正解です。教育の立場から見ると、小学生にスマホを与えるデメリットは、6つあるんですよ。ワースト順に挙げてみますね。

  1. ゲームや動画に熱中し、勉強時間が減ること。
  2. LINEなど、SNSでのトラブルや集団いじめ。
  3. 好奇心、実体験、コトバの体験の3つの重要な刺激が減ること。
  4. 歩きスマホによる事故。
  5. 性、暴力、自殺など、有害サイトを見てしまうこと。
  6. お金がかかること。

以上の6つが、小学生にスマホを与えるデメリットです。勉強時間が減ることは、受験や就職の失敗から、貧困や自立の困難につながっていきます。また、LINEによる集団いじめは、自殺につながることもあります。

怖い。。受験の失敗は、たしかに就職の失敗につながるし、いじめも怖い。でも視力低下は、入っていないんですか?

実は視力低下とスマホの関係は、科学的には立証されていないんです……。根本的には、近くを見続けることが悪いのではないかとされているんですが、それはテレビも読書も同様。

学校の授業は、視力が低下すると批判されることはないですが、それは黒板とノートを交互に見ることも大きいでしょう。いまの社会を生き抜くには、外遊びだけでは無理ですから、1日何時間か、近くを見て知識を得ることは不可欠。視力低下は、スマホや本とのつき合い方の問題なんです。

このように教育の立場から、小学生にスマホを与えるデメリットをしっかりと分析していきます!

デメリット1位 ゲームや動画に熱中し、勉強時間が減ること

ゲームは、時間がたつのを忘れ、音のリズムや華やかな光の点滅に惑わされ、単純作業にのめり込む点で、非常にたちが悪いものです。子ども部屋で、毎日1時間パズルゲームをする子と、宿題なり読書なりをする子の将来は、はっきりと明暗がつきます。

ゲームへの対処は、お母様の持つ、お子さんの将来像によって異なります。

  • 東大、医師、早慶進学などの可能性を捨てたくない … ゲームは完全禁止で良い
  • 子どもの能力に応じてのびのびと育てたい … ゲームは1日30分以内

難関大に合格した生徒は、小学生時代、ゲームを禁止されていたケースが目立ちます。ゲームにメリットはほとんどなく、完全に禁止でも構いません。

データ:母が大卒の家庭の43%がゲーム時間の制限を行っています。

ただ、周囲のお友達が1つのゲームに熱中していて、それが共通の話題のかなりの部分を占めているときは、30分程度なら認めざるを得ないかなという気もします。

ゲームへの対処という点では、もしスマホを与えるなら、TONEモバイルの1択でしょう。例えば、学習アプリは時間制限なし、パズドラは1日30分というように、教育熱心な親の期待に添えるます。詳細は次の記事を見てみてください。

一方、動画は1日30分程度なら認めても良いかも知れません。動画には中毒性がなく、昔のテレビにあたるからです。テレビと動画を含めて、1時間程度に制限するのが、お子さんの学力を保証するベストバランスです。

デメリット2位 LINEなど、SNSでのトラブルや集団いじめ。

あまり報じられることはありませんが、LINEが関係し、子どもの命が失われたケースは意外に多くあります。

2015年2月には、川崎市の中1の男子がLINEで不良仲間に呼び出され、命を落としています。2013年7月には、既読無視のトラブルで、広島県の19歳の男子高校生が川に突き落とされ、同年には、奈良県の中1女子が、LINEに悪口を書き込まれたあと、自殺しています。

知らないだけで、トラブルが多いのね。。

トラブルは意外に多いのです。

LINEは、グループトークがとくにくせ者で、誰かが煽って、1人を集団でいじめるケースがあります。35人のクラスなら、1人が最大34人から集団いじめを受ける可能性があるのです。LINEは、周囲のお友達の状況によっては、導入せざるを得ませんが、グループトークには特に注意してください。便利な機能ですが、できれば大学生以上に使わせたい機能です。

またツイッターは禁止してください。自由度が高く、犯罪の温床になる可能性があります。最近では、座間9遺体事件は、ツイッターを介していたとされています。

対策は、大手キャリアのスマホかTONEモバイルを使わせることです。大手キャリアは、あんしんフィルターという共通フィルターを導入済みで、例えばツイッターのアプリの起動を禁止することができます。もちろん、インターネット経由でツイッターを開くこともブロックしてくれます。格安スマホでは、公益社団法人 全国子ども会連合会の推奨を得たTONEモバイルだけが、同種の機能を持ちます。

デメリット3位 好奇心、実体験、コトバの体験の3つの重要な刺激が減ること。

考える力があり、受験や就活に成功する子どもは、好奇心、実体験、コトバの体験の3つの世界を経験しています。例えば、教育熱心なご家庭ほど、わが子を旅行に連れて行きますが、どう説明できるでしょうか?

そうね、旅行に連れてゆくと普段と何もかもが違うから、好奇心は強くなる感じね。海で泳いで貝がらを集めたり、山で木いちごを採るのは実体験ね。それを、本で調べるのがコトバの体験かしら?

その通りです。旅先で好奇心を高め、実体験をさせ、調べさせたり親子と対話をしたりというコトバの体験を積ませる。このことのために、家族旅行の10万円の費用を投資だと考えている家庭も多くあります。

この一連の体験は、何も旅先だけでできるものではありません。自宅でも学校でも、工夫をすればこの一連の体験を与えることができます。あさがおの観察日記などは、この一例です。しかし、わが子からこの一連の体験を一気に奪うことは簡単です。そう、制限機能のないスマホを与えれば良いのです。子どもは、刺激の強いパズルゲームや動画に1日のすべてを根こそぎ奪われるでしょう。

対策は、スマホを与えない、または利用時間制限です。大手キャリア共通のあんしんフィルターは、利用時間の制限が可能です。格安スマホでも、TONEモバイルの場合、利用時間制限が可能です。

デメリット4位 歩きスマホによる事故

歩きスマホによる事故は、意外に多く、東京都だけで平成26年までの5年間に、自転車を含む歩きスマホで、152人が救急車で病院に運ばれています。

対策としては、スマホそのものを与えないか、歩きスマホ警告のついたキッズスマを与えることです。

デメリット5位 性、暴力、自殺など、有害サイトを見てしまうこと。

Yahoo!ニュース 意識調査調べでは、青少年がスマホ等を利用する場合、犯罪から守るためにどの分野の内容を一番制限すべきかという問いに対し、以下のような答えが出ています。

  • 1位 ポルノ・アダルト 32.8%
  • 2位 危険ドラッグ 16.0%
  • 3位 暴力 14.5%
  • 4位 自殺 12.8%
  • 5位 匿名掲示板 11.6%
  • 6位 SNS 9.7%

現在はインターネットフィルターが普及し、有害サイトのブロック機能は進化しており、以前よりは心配はなくなりつつあります。ただし、フィルターの確実性は、キャリアによって異なるためスマホを与える場合は、注意が必要です。

会社 インターネットフィルターの実情
大手キャリア 共通規格のあんしんフィルターがあり、近年のほとんど機種に対応。
ワイモバイル ソフトバンクの子会社のため、大手キャリアにならったフィルターを装備。
UQモバイル auの子会社のため、大手キャリアにならったフィルターを開発。
TONEモバイル 全国子ども会連合会推奨商品であり、官公庁や学校での採用も多い、ALSI規格のあんしんインターネットオプションを装備。
ほかの格安スマホ 市販のアプリ(スマモリ、iフィルター)の利用となり、機種によってうまく機能しないという口コミも多い。

デメリット6位 お金がかかること

キッズスマホは、通話、家族間メッセージ、居場所把握(一部機種)の機能が目的で、購入が検討されるケースが大半です。お子さんが、家と学校の往復の生活から外れ、塾や習い事を始めたり、公園やお友達のお宅を訪ねるようになることが1つのきっかけです。

しかし、便利な反面、新たな出費にはなります。金額の目安は以下の通りです。

順位 メーカー 月額(機種代24分割含む)
キッズスマホ1位 TONEモバイルm17 月額2842円
キッズスマホ2位 ワイモバイル 月額4082円
キッズスマホ3位 イオンモバイル 月額4391円
キッズスマホ4位 auのミライエf(フォルテ) 月額4604円
キッズスマホ5位 ドコモのらくらくスマートフォンMe 月額4680円(親子シェア)
キッズスマホ6位 ソフトバンクのシンプルスマホ4 月額8960円(みんな家族割+)

現在、大手キャリアを使用している場合は、すでに政府から再三指導が入るほどの高額負担となっています。格安スマホが選択肢になってくるでしょう。

広告

(まとめ)小学生にスマホ デメリット、悪影響を教育の立場から

小学生にスマホを与えるデメリットを、まとめてみましょう。

  1. ゲームや動画に熱中し、勉強時間が減ること。
  2. LINEなど、SNSでのトラブルや集団いじめ。
  3. 好奇心、実体験、コトバの体験の3つの重要な刺激が減ること。
  4. 歩きスマホによる事故。
  5. 性、暴力、自殺など、有害サイトを見てしまうこと。
  6. お金がかかること。

スマホを与えないという選択肢

このデメリットを回避するためには、スマホを与えないという選択肢があります。通話、家族間メッセージ、居場所把握だけなら、ゲームやインターネットの機能がないキッズ携帯で代用可能です。デザインから、小学校1年生頃までが限界ですが、スマホに似せたデザインのソフトバンクや、腕時計型があるauなら、小学校3年生頃まで、持っていても恥ずかしくはないでしょう。

小学校4年生以降は、周りの環境次第です。

①周りがあるゲームを始めて知らないと話題についてゆけない、あるいはLINEを利用するお友達が増えてきた。このような場合、スマホを与えないのには無理がありますので、制限機能のしっかりしたスマホを与えます。

②ハイレベルな中学受験塾に通っている子は、お友達同士でもゲームやLINEがあまり話題にならない場合があります。このケースでは、ガラケータイプの携帯電話を与えると良いでしょう。また、TONEモバイルも選択肢です。極端な例では、ウィキペディアにしかつながらないスマートフォンに仕上げることもできます。筆者の教え子で、東大を経て国立大で教鞭をとっている者がいますが、彼はスマホでウィキペディアばかり見ていました。スマホを一概に否定するのも禁物です。

制限付きスマホを与えるという選択肢

スマホを与える場合、制限機能のしかりしたキッズスマホを与えることを、まずは検討してみてください。TONEモバイル、auミライエf(フォルテ)が、現在のキッズスマホ2強です。

  1. ゲームや動画に熱中し、勉強時間が減ること。
  2. LINEなど、SNSでのトラブルや集団いじめ。
  3. 好奇心、実体験、コトバの体験の3つの重要な刺激が減ること。
  4. 歩きスマホによる事故。
  5. 性、暴力、自殺など、有害サイトを見てしまうこと。
  6. お金がかかること。

TONEモバイル、auミライエf(フォルテ)は、上のデメリットのうち、1~5はほぼクリアーできます。詳細は、以下のリンク先を確認してください。

 

広告


-学力・教育・塾

Copyright© 子ども向けスマホ.jp(キッズスマホで安全・学力を守る) , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.