小学生 読解力・国語力を上げる塾の選び方は?

うちの子、国語がちょっと苦手な気がするの。読解力や国語力を上げる塾なんてあるのかしら?

広告

結論 小学生の読解力を上げる塾ならここ

読解力や国語力を上げる塾なんてあるのかしら?

はい。小学生の読解力(国語力)を上げる塾は、東京には専門塾があり、さすが専門塾と言える内容です。一方、全国的に展開しているのは、ベネッセグリムスクール公文式ですが、期待には十分応える水準です。(採点基準はあとから説明します)


人気 トーンモバイルはどこがダメ?

大きな違いは、ベネッセグリムスクールが、グループ学習も取り入れているのに対し、公文式は無学年制のプリントをどんどん解いて行く形です。いずれも基礎から標準的な内容に強く、応用なら、受験を意識した個人塾もおすすめです。

  • 鈴木国語研究所(東京) …受験対応塾だが、条件つき受け入れは可。講師1名がすべてやり切る寺小屋タイプ。(4.5点)
  • 直井メソッド(東京) …受験対応塾。システマティックに教えるため、講師を複数抱える。理系肌の子にも合う。(4.5点)
  • ベネッセグリムスクール  …仲間との作業を通じ、読解が苦手な子のモチベーションを上げつつ、基礎を身につける塾。(4点)
  • 公文式 …物語主体は弱点も、無駄なく基本を徹底。無段階制を生かし、一気に成果を得る子も。(4点)

なお、自宅でできる、読解力の上げ方についても説明してゆきます。

やって意味ある? 読解力・国語力の今後の需要は

そもそも、国語の勉強って、やらせた方がいいものなのかしら?

はい。大学を出た後まで考えると、数学・理科の方が就職には直結します。ただ、文部科学省によると、高校生の段階で、7割が文系に進みます(文部科学省資料)。数学・理科には興味を示さない可能性もありますので、その時のために国語を鍛えておくことは、重要です。

現在、テレワークが進んできており、書面でやり取りする仕事は増えてきました。また、政府は副業の推進を始めましたが、副業には文章力が必須となっています。副業には、社会全体を見極める力が必要ですが、この力は、国語力が土台となります。

英語については、以前就職活動での評価が高いのですが、自動翻訳の完成が射程圏に入り、需要は曲がり角に来ています。このことも考えると、小学生の段階で読解力を身につけておくことは、ぜひ必要と考えられます。

読解力育成に必要な5要素とは?

読解力って、本を読ませるだけでは身につかないの?

はい。読解力の土台は、幼少期には完成しており、分かりやすく言うと、子どもごとに「異なるメガネ」をかけていると言えます。メガネの質が低い子どもは、同じ文章を読んでも、誤読や浅い理解が目立ってしまいます。

読解のメガネは、小学生までなら、まだまだ成長途上にあり、対策が可能です。読解力に必要な5要素は、以下の通りです。

  • 語句の知識
  • 文法力
  • 抽象(意見)と具体(事実)を分ける
  • 読解に体験や知識を導入する
  • モチベーション

小学校低学年から読解の得意・不得意を分けている要素に、文法力があります。主に、主語・述語(音が/響く)、修飾語・被修飾語(美しい/音色)の把握です。読解力が高い小学生は、ここでつまずくことは「絶対に」ありませんが、文章を読むのが苦手な子は、1人1人観察すると、必ず文法力でつまずいています。

文章を読めない人かどうかは文章を音読させると大体わかりますよ。読めない人は文章にない助詞(=文法事項)や接続詞を勝手に足したり、逆に省いたりする。

小学校高学年以上となり、説明文を読むようになると、抽象(意見)と具体(事実)を切り分ける力が必要となってきます。

なお、中学生に上がると、文章を読むうえで前提となる社会・文化・科学の知識が、非常に重要となります。この辺りをクリアーすると、国語のみならず社会・英語は軌道に乗ってきますので、高校入試、大学入試、就職活動など、全ての道筋が開けてきます。

「マスク必要?」を読解できるとは

例えば「いまマスク必要?」という短い文。これを読解できるとは、どういうことなのでしょうか?

まず、「いま」「マスク」「必要だ」という語句を知っていることは必須。次に「マスクは(主語)必要だろうか(述語)」という文法の知識も必要です。文法を知らない外国人では、正確には読めません。

さらに、新型コロナ感染症対策の話をしていることを読み取るには、社会・文化・科学の知識が、必要です。

鈴木国語研究所(東京、小学校5年生から)の評価・評判

 [基本]語句[基本]文法[発展]抽象(意見)と具体(事実)を分ける[発展]読解に体験や知識を導入するモチベーション維持
評価 ○ ○ 〇 〇 △

鈴木国語研究所の当サイトの評価は、5点満点のうち4.5点です(◎1.5点、〇1点、△0.5点)。

鈴木国語研究所は、全ての授業を鈴木塾長が担当します。小学校5年生から、主に中学受験をターゲットとした集団授業の読解塾です。しかし、中学受験層の中でも、国語を苦手とする子も多く通っています。帰国子女を初歩から教育した実績もあり、スタート時の学力で遠慮をすることはないでしょう。熱意があり、受験の雰囲気を乱さない子ならば、中学受験の予定がなくても引き受けています。

マンションの1室のような塾を、塾長がほぼ1人で管理しています。

  • 語句の知識 … 小テストが準備されている。
  • 文法力 … 帰国子女を育て上げた実績があり、文法の指導が十分に行われている。
  • 抽象(意見)と具体(事実)を分ける … 塾長が、抽象(意見)と具体(事実)の重要性を、丁寧に指導している。
  • 読解に体験や知識を導入する … 説明文の読解について、論理だけでなく、体験や知識の重要性を教えている。また、要約をさせる、記述式問題の解法を自分の言葉でまとめさせるなど、考えさせる取り組みが多く、複線的読解力(語句や文法に従い文章を正確に読みつつ、自分のアタマも働かせ、具体化やまとめ、批判、先の予測などを同時に進行する力)がつく可能性が高い。

ポイント 受験対応塾だが、条件つき受け入れは可。講師1名がすべてやり切る寺小屋タイプ。

鈴木国語研究所の評判

  • 教室はワンルームマンションで6名程度で授業を受けました。記述対策の問題が多く、線を引かせるなど、コツを分かりやすく指導していただけました。

直井メソッド(東京)の評価・評判

 [基本]語句[基本]文法[発展]抽象(意見)と具体(事実)を分ける[発展]読解に体験や知識を導入するモチベーション維持
評価 ○ ○ 〇 〇 ◎

鈴木国語研究所の当サイトの評価は、5点満点のうち4.5点です(◎1.5点、〇1点、△0.5点)。

直井メソッドは、日常生活と学校での習熟が混在してしまい、体系化が難しい読解力について、初歩から応用まで体系化に成功しています。そのため、スタート時の学年や読解力を問わず、スムーズに読解力を引き上げることが可能です。

国語専門塾、直井メソッドのオンライン授業、体験してみました!
結果は…かなりいいかと思います!
僕が国語が苦手だから、まあ理屈でとけるような方法論教えてくれるので、為になった。まあ、どれだけ効果あるかはわかりませんが、何事もやってみないとわからんので入会してみます

また、直井メソッドを理解していれば、ほかの講師でも指導できるため、手分けして個別指導を実現しています。講師は社会人をメインに、一部教職志望の難関大学生が担当してます。

  • 語句の知識 … 直井メソッドでは、漢字の学習法について、既存教材に見られない深さの研究がされている。効率よく、実際に使える形での習熟が見込まれる。
  • 抽象(意見)と具体(事実)を分ける … 直井メソッドでは、抽象(意見)を「主文」と呼び、論と例の活用を指導する。
  • 読解に体験や知識を導入する … 直井メソッドでは、生活体験と呼ばれる、基本的な視野の広い差を重視している。この生活体験は、社会・文化・科学の知識の概念も含む。
  • モチベーションの維持 … 完全個別塾であり、仲間とともに学ぶ楽しさや競争は得られない。しかし、たとえ高校生であっても、新入塾時は小学校2年生の内容から入ったような事例もあり、その子の能力を見極め、無理なく引き上げるカリキュラムは、子どもにとって達成感があり、モチベーションは維持しやすい。また、個別指導は、おとなしい子も活躍でき、主体的に学ぶことができる。

ポイント 受験対応塾。システマティックに教えるため、講師を複数抱える。理系肌の子にも合う。

直井メソッドの評判

  • 数回で驚くほど文章のポイントを読み取れるようになった。
  • 通うようになってから、大変に成績が上がり、ノートの取り方、日記や作文で先生から高い評価を頂けるようになりました。
  • 国語の表現について、インプットとアウトプットとの割合は、1000に対して1だとおっしゃったことが、まさにその通りだなと思い、読書の重要性を実感しました。

ベネッセグリムスクールの評価・評判

ベネッセグリムスクールは、ベネッセが展開する、小学生のための読解力向上のための塾です。北海道から沖縄まで、多数の教室を展開しています。塾通いの習慣がない東北には、空白県が目立ちます。

※ベネッセグリムスクールには、直営校と提携校があり、学費を含め、多少違いがあります。

 [基本]語句[基本]文法[発展]抽象(意見)と具体(事実)を分ける[発展]読解に体験や知識を導入するモチベーション維持
評価 ○ ○ × △ ◎

ベネッセグリムスクールの当サイトの評価は、5点満点のうち4点です(◎1.5点、〇1点、△0.5点)。

語句の知識をカード遊びで覚え、文法的な読み方(主語・述語)をマスターさせるなど、基本の指導は十分ですが、読解力を飛躍させる抽象と具体の観点などは、やや弱い傾向です。読解が得意な子は、低学年の段階で説明文が読め、知識(社会・文化・科学の知識)も増えてゆきます。

ベネッセグリムスクールでは、中級(小学校4・5年生相当)まで物語文中心ですが、飛び級は可能です。ベネッセグリムスクールでは、全体としてグループ学習の教材の工夫が多く、本が苦手な子を、仲間と楽しく競い合い、知らない間に本好きにするという点に柱があるように思います。

本を好きになる『ベネッセグリムスクール』
授業最後にチーム対抗で勝負するカリキュラムにて。チーム名が独特。

講師は、主婦の方などが研修を受けて担当しているようです。発展的な指導を受けたい場合、自宅で両親が補ってゆく(方法は後述)と良いでしょう。

  • 語句の知識 … 熟語力を身につけるものしりカルタ、漢字でビンゴなど、学校のテストと大きく異なる切り口は、国語が苦手な子にも受け入れられそう。
  • 文法力 … 「だれがどうした」の作戦で、主語・述語を身につける。
  • 読解に体験や知識を導入する … ベネッセグリムスクールでは、「きみはどう思う?」の作戦など、考えを表現する機会が多い。
  • モチベーションの維持 … ベネッセグリムスクール最大の強み。ときには大きなテーブルを囲み、仲間とともに学ぶ授業がもあり、国語が苦手な子のモチベーション維持は容易。

ポイント 仲間との作業を通じ、読解が苦手な子のモチベーションを上げつつ、基礎を身につける塾。

ベネッセグリムスクールの評判

  • 読書をすることが習慣になったことが、1番よかった。
  • 毎月の書籍代など、料金は安くはなかった。
  • ゲームをクリアするように本を読んでいける仕組みになっている。

公文式の評価・評判

 [基本]語句[基本]文法[発展]抽象(意見)と具体(事実)を分ける[発展]読解に体験や知識を導入するモチベーション維持
評価 ○ △(縮約) 〇

公文式の当サイトの評価は、5点満点のうち4点です(◎1.5点、〇1点、△0.5点)。無学年制のプリントは、文法的な読み方を非常に重視しており、かなりの力がつくはずです。また、授業を聞く、黒板を写す、ほかの生徒の発言を聞く、話し合うなど、子どもによっては「無駄」と感じる要素がないため、時間あたりの演習量が多く、おのずと語句の力もついてゆきます。

ヒント お友達づくりは学校で十分という子なら、黙々と学ばせるのは効率がよいです。

中学・高校受験では物語文も出題されますが、高校・大学受験に直結するのは、説明文の読解です。公文式では、中高生の段階になっても、物語文が多用される点にやや疑問があります。

しかし、中学生のGⅡ段階から始まる独自の「縮約」は非常に有意義です。要約では、結論と理由を抜き出して書き写すだけで終わってしまいがちですが、縮約は長めに原文の要所を再現してゆきます。縮約を進めれば、抽象(意見)と具体(事実)の観点も身につくはずです。無段階制を生かし、小学校の段階でGⅡ以降まで進めば、大きな効果が期待されます。

公文式は、中学受験で成功したり、東大・医学部等に合格した生徒が幼少の頃に通っていた事例が多くあります。公文式自体は、中学受験に対応していないため、無学年制を生かし、小学校低学年で中学生のレベルまで進むのが目標です。中学受験をしない場合、小学校高学年から中学生にかけ、高校生のレベルをクリアーすると良いでしょう。

なお、東大・医学部等に合格した生徒が公文式に通っていた事例が多いのは、単純に公文式の教室数が全国に多いことも背景にあります。また、社会・文化・科学の知識を育てたり、複線的読解力(語句や文法に従い文章を正確に読みつつ、自分のアタマも働かせ、具体化やまとめ、批判、先の予測などを同時に進行する力)を育てたりする面は弱く、保護者のフォローが必要です。

  • 語句の知識 … プリント教材に漢字・熟語学習が組み込まれています。
  • 文法力 … どの塾や教材よりも文法(主語・述語など)は重視されており、徹底的に理解させます。この手法は、英語力の基礎にもつながります。
  • モチベーションの維持 … 自分で教材を進めてゆくことができる、中から上位の子なら、モチベーションを欠くことは少ないでしょう。ただし、活発過ぎ、集中力がかなり低い子には合いません。

ポイント 物語主体は弱点も、無駄なく基本を徹底。無段階制を生かし、一気に成果を得る子も。

公文式の評判

  • 国語を解く力の本質はとにかく継続してたくさんのものを読み、たくさんの問題を解いていくことです。公文はぴったりです。
  • 題材が文学の名作だったり、くだけたエッセイだったりで、読書好きな我が子は結構楽しんでやっています(持ち帰ってきたプリントを私もつい読んでしまいます)。1回あたりの量は少なくても、積み重ねてみるとと結構な量になります。うちの子に関しては、読む速さがだいぶ速くなってきたように感じています。

自宅でできる、読解力の上げ方

自宅でできる、読解力の上げ方はあるの?

はい。まずは自宅学習ということなら、論理エンジンシリーズがおすすめです。主語述語や、抽象(意見)と具体(事実)を分けるという点を相当重視した、おすすめのシリーズです。

語句・漢字は扱いませんが、読解ということなら、学力中上位に対応します。国語がかなり苦手な場合、丁寧に読まずに適当に解いてしまう可能性もあるため、親御さんが国語に覚えがあり、そばにつくことが必要です。

 [基本]語句[基本]文法[発展]抽象(意見)と具体(事実)を分ける[発展]読解に体験や知識を導入するモチベーション維持
評価 〇 

モチベーションを維持する機能はないため、とにもかくにも親御さんの独断で買い与えないこと。子どもにこういうものがあると紹介し、時間をかけて興味を持たせることが必要です。

語句、文法から読解まで幅広く、かつモチベーションを維持ということなら、タブレット教材のスマイルゼミがおすすめです。

 [基本]語句[基本]文法[発展]抽象(意見)と具体(事実)を分ける[発展]読解に体験や知識を導入するモチベーション維持
評価 〇 〇

コメント

タイトルとURLをコピーしました